ボランティアレポート㉒:マルトリートメント

2018.3.2

皆さんこんにちは。
早速ですが、「マルトリートメント」という言葉をご存知でしょうか。

私も最近知って衝撃を受けたので、皆さんにもぜひ知って頂きたいと思い、
さらに詳しく調べたことをお伝えしようと思います。

 

まず、マルトリートメントとは何なのか?

ざっくりいうと、「心ない言葉や暴力、育児放棄など、子どもを傷つける行為」のことです。
子どもの脳は、極度のストレスを感じると、その苦しみから逃れるために自ら変形してしまうことが最近の研究で分かりました。

脳が変形してしまうと、成長してからうつ病になったり、視覚野や聴覚野などの各分野に影響する可能性があるそうです。

 

「虐待なら我が家とは関係ない」と思われる方は多いかと思います。

しかし、この脳の変形は、虐待をしているつもりがなくても、親の何気ない一言や行動によって引き起こされてしまうのです。

つまり…
どこの家庭でも起こりうる危険性がある、ということです。

 

では、どういう行動がマルトリートメントとなってしまうのでしょうか。

たとえば、夫婦喧嘩も子どもにとってはストレスとなります。

激しい夫婦喧嘩を頻繁に見て育った子どもは、脳が「その景色を見たくない」、視覚野の一部である舌状回ぜつじょうかいという場所が、正常な大きさよりも6%縮小します。

舌状回が縮小すると、子どもの語彙・理解力などが低下してしまうことがわかっています。

他にも、

  1. 過干渉
  2. スマホ・タブレットを長時間させる
  3. お風呂上りに、思春期の子どもの前を裸でうろうろする
  4. 兄弟・友達と比較する
  5. 感情に任せた暴言

などがあります。

さらに詳しく知りたいという方は「マルトリートメント」でネット検索してみてください。

とはいえ、親も人間です。
やってはいけないと頭で分かっていても、間違ってしまうことはあります。

もし、親自身の言葉や行動で「子どもを傷つけてしまった」と感じたときは、たくさんの愛情でフォローしてあげてください。

もし変形してしまったとしても、成長過程にある子どもの脳は、とても柔らかいので回復力を持っています。

たとえば、子どもが洗濯物などのお手伝いをしてくれたときに『助かったよ』感謝を正直に伝えることで、自分が役に立っていると子どもは感じます。

それだけでも、脳にとっていい意味で響くのです。

 

大事なのは、親自身の行動が子どもにとってどんな影響を及ぼすのかを知ることだと思います。
そしてもし傷つけてしまったと思ったときは、出来るだけ早く、そしてたっぷりの愛をもって子どもの心をケアしてあげてください。