283・みらいブログ・ボランティアクルーからの手紙

2018.4.17

【あのこの為に何が出来ただろう】

 

今日は、『児童養護施設○○さん』の訪問でした。

いつもの通り、工作をしてから公園遊びへ…

 

青空の下、ぽかぽか陽気に照らされて

こどもたちのはしゃぐ笑顔に

『すっかり春だな』と心が弾んでいたのですが…

 

お別れのときのことです。

 

施設へ戻り、廊下に行くと

ある幼児さんが私を見つけ、

 

○○ちゃん)

『あのお兄ちゃん!』

と、ある幼児さんが私をゆびさしました。

何かお話したいのかなと思ったので、

私はそのこの傍に行き、お話することにしました。

 

『○○ちゃん、4月から小学生やね。ランドセルは何色?』と質問すると、

先生が割って入り、こう言いました。

 

先生)

『実は、このこ4月から引っ越しするんです。

だから今日でみなさんと遊ぶのは最後なんです。

 

これはボランティアさんに伝えていいことなのか、

許可はもらっていないのですが

このこがのびのびと成長するには

ここでは規制が多すぎるんです。

配慮された場所へ移ることになりました…

 

いつもいつもこのこの事を気にかけて遊んでくれたのに、何も言わずに去ってしまうのは、申し訳ないと思ったので…

 

○○ちゃん、最後やからタッチしてもらい。』と、先生が言うと、

○○ちゃんが近づいてきて、タッチをしてくれました。

 

そしてぎゅっと、だっこをしました。

どちらからともなく

それが当然かのように…

いつもより長く、強く…

 

私)

『○○ちゃんとはじめて会ったときは2年前、4才でしたね…

人見知りで先生のそばをずっと離れずあかちゃんみたいだったのに

変わりましたね…

 

今はお転婆で…

だけど毎回、遊んでほしいのに恥ずかしそうにしてるのは変わらないけど(笑)』

 

先生)

『そうなんです。変わりましたね。

私は、このこが施設へやって来た頃からの担当なので、とても可愛くて…

本当にありがとうございました。』

 

私)

『○○ちゃん、またね。

また会おうね。大きくなったらみらいこども財団においでや。』

しばらくして…

 

○○ちゃん)

『……降ろして』と言うと幼児さんのユニットへかけ込んでいきました。

 

その後ろ姿に

彼女のみらいに

愛情いっぱい、幸せいっぱいの人生が待っていますようにと、

神様にお願いをしました。

 

 

※そして※

訪問後、考えるのは

『あのこの為に、何が出来ただろう』

ということです。

許されるなら、そのこの里親になりたいと実は、以前から思っていました。

一回、一回の訪問は、ほんとうに大切にしないといけないですね…

 

通常訪問だけじゃなく、

他にもできることがあるんじゃないかと、今もずっと考えています。

 

こどもの今を見つめて大切に大切に

育むことも大切ですが、

おとなになってからの支援を整えなきゃなって

すごく焦ってます。