捨て駒にされる若者

先日報道番組で詐欺などの犯罪の捨て駒にされる若者たちの問題が特集されていました。
捨て駒(実行犯)となる人に指示を出す人がいるらしく、
指示や連絡は履歴の残らないチャットアプリ?を使って、
実行犯が捕まっても指示を出していた人にはたどり着けない巧妙な仕組みなのだそうです。

SNSで簡単にお金が稼げるバイトといううたい文句に惹かれ、
最初は軽い気持ちで連絡を取り、身分証明書や親の連絡先などを何の疑いもなく送ってしまう。
犯罪をさせられるんだと気づいた時点でやめたいと言っても、
身元がわかってるんだぞと脅されて、
抜け出せず、誰にも相談できず、自ら命を絶った若者もいるそうです。

(指示を出して、自分の手を汚さない主犯が悪いのはもちろんで)
お金欲しさに目がくらみ、犯罪に手を染めてしまった本人は100%悪いのですが、
中には本当にどうしようもなくお金が必要になるまで追い込まれた末の人もいると思います。

こういった問題を耳にすると、児童養護施設を退所して誰を頼ることもできずに
苦しい思いをしている子たちが巻き込まれているのではないか…と考えずにはいられません。

今回の問題だけでなく、助けてと簡単に言うことができない社会が
人を追い込んでいる側面があると感じます。

怪しい話に手を出す前に助けてと言えたら。
犯罪に手を染める前に助けてと言えたら。
犯罪に手を染めてしまった後でももっと取り返しのつかない罪を犯してしまう前に、
罪を償うことがまだ間に合ううちに、助けてと言えたら。
そんなことを考えました。

番組に出演していた弁護士さんが、
「相談を受ける側としたら、『よく相談に来てくれた!』と思う」とおっしゃっていました。
一人でも多くの人が一人で抱え込まず、助けを求められる場所に出会えるように
私たちにできることを引き続き考えていきたいです。

この記事を書いた人

松村 明香
松村 明香
経営企画室所属の新米社員。
1994年生まれ。京都府宇治市出身。趣味はテニス。
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