ボランティアクルーになる条件とお願い

継続する覚悟。
それさえあれば、難しい活動ではありません。

児童養護施設は、子どもたちにとっての家です。そこへ訪問するということは、他人の家に土足で上がるようなものであることをご理解ください。
児童養護施設という場所は、誰もが足を踏み入れることのできるところではなく、興味本位で施設訪問をすることはできません。
無償とはいえ、責任をともなうボランティアです。

施設訪問での活動を
希望される方へ

児童養護施設への訪問は、みらいこども財団のすべての活動の基本となるものであり、もっとも多くのクルーが参加を希望する活動でもあります。
そのため、必ずしも希望した施設にいつも訪問できるわけではありません。

同じ施設に何度も訪問していると、リーダー、サブリーダー、キャプテン、アンバサダーといった役職がつきます。
役職がつくと、希望した施設に訪問しやすくなります。

多くの方に希望する施設に行っていただきたいという気持ちはありますが、子どもたちにとっては同じ大人が何度も訪れてくれるほうが良いのです。
ご理解いただけますと幸いです。

ボランティアメンバー

ボランティアクルーさんに
お約束いただきたいこと

学生さんは卒業しても支援し続けることが、社会人は一度手を握った子どもが施設を卒業するまで見守ることができるでしょうか?もし、訪問することができなくなったとしても「さようなら」とお別れ、またはお手紙を書いてお別れをすることを約束していただけますか?
一度子どもたちと関わりを持つということは、皆さんが想像する以上に重い意味を持ちます。
何故、一度だけでもう来てくれないの?
僕がわるかったの?
子どもたちはこのように、自分を責めてしまうのです。

数回の訪問は単なる自己満足に過ぎません。ある意味で虐待と同じかもしれません。
厳しい物言いのように聞こえるかもしれませんが、子どもたちはボランティアクルーが「いいことをした」と満足するために存在しているのではないのです。

指切り

ボランティアクルーさんへ
8つのお願い

  • 1
  • みらいこども財団の
    理念に共感する
  • 2
  • 月に6時間以上、
    1年以上にわたり
    活動時間を確保する
  • 3
  • ボランティアクルー
    仲間を大事にする
  • 4
  • 財団運営にも協力する
  • 5
  • 楽しみながら活動する
  • 6
  • 子どものプライバシーに
    配慮する
  • 7
  • 各プロジェクトに所属して
    活動に参加する
  • 8
  • 施設訪問を希望する方は
    毎月のミーティングにも
    必ず参加する

私たちは、子どもたちと寄り添うことでいつも勇気や元気をもらっています。
支援する、されるではない共に成長する関係がある。
お金だけではできない、仲間がいるからできる支援を私たちは大切にしています。

ボランティアクルーさんの
個人情報取り扱いについて

  • ・施設訪問の際、氏名、住所、顔写真等を施設に提供します。
    誰が訪問してくるかわからないと不安であるという施設職員さんに配慮した対応です。
  • ・本登録書に関しては財団社員・各グループの責任者以外が取り扱うことはありません。
  • ・LINE、Slackの連絡先は各種の連絡のため、必要な担当者に伝えることがあります。
  • ・ボランティア活動の写真などを財団ウェブサイト、各SNSに使用します。(活動を広く知ってもらうためご協力ください)

注意事項

  • ・仮登録後3ヵ月以内に本登録されない場合、本登録後6ヶ月間活動されない場合は退会となります。
  • ・他団体と掛け持ちは事前に申告してください。
  • ・みらいこども財団で知りえた情報の公開は禁止です。
  • ・子どもと連絡先交換や施設外で会う行為は禁止です。(違反した場合は実名を公開する場合もあります)
  • その他、財団のルールに則った活動をお願いいたします。

活動にかかる費用について

  • 財団が負担する費用

  • ・事務所家賃
  • ・毎月のミーティング会場費
  • ・事務所にある備品、消耗品など(事前申告制)
  • ・データベースシステム利用料
  • ・ウェブサイト制作・運営費
  • ・寄付者への手紙郵送費など
  • 財団が負担しない費用

  • ・活動にかかる交通費
  • ・施設での遊びにかかる費用(※1)
  • ・USJやディズニーランドに子どもたちを招待する際の、ご自身のチケット代金
  • (※1)施設での遊びにかかる費用について

  • 施設訪問に関しては、基本はお金をかけないでボランティアクルー各自が、あるもので工夫をするのが基本です。
    (誰もがボランティアができる仕組み作りをするため、特に学生さんは費用が負担になることがあります)
  • 施設訪問などで費用をかけたい場合は、訪問リーダー、メンバー皆さんと相談して決めてください。
    (一人だけが負担することは無いよう、均等に負担してください。)
    費用の目安は一人300円から多くても500円まででお願いしています。
    300円以上かかる場合は財団に報告していただくこととなっています。
  • ボランティアクルーさんから会費をいただくことも現在は考えておりません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

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テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

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  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。