施設を巣立った子どもの居場所作りをする
「みらい基地プロジェクト」

「おかえり」のある場所を
子どもたちに

みらい基地プロジェクトは、施設卒業後の子どもたちの居場所づくりを目的としています。

  • 施設を卒業した子どもたちがいつでも戻ってこられる場所
  • 地域で貧困により苦しんでいる子どもたちの居場所
  • 子どもたちへの教育や就業の支援を行う場所

ほかにも社会全体を少しでも優しくする場所として、以下のような活用も考えています。

  • ボランティアクルー同士がよりよい活動のために対話を行う場所
  • 地域で子どもたちを支えたいと考える方が虐待や貧困について知ることのできる場所
  • 誰もが小さなボランティア活動を始められる場所
  • 将来の社会起業家を育てる場所
活動中 活動中

児童養護施設卒業後の
子どもたちの現状

「児童養護施設で育った子どもたちは、施設を出てから本当の意味で苦労することになる。」
みらいこども財団が訪問する施設の職員さんがよく口にされるお言葉です。

施設を出たあと、多くの子どもたちは一人暮らしをはじめます。
社会では、良くも悪くも子どもたちを特別扱いすることはありません。
周りに相談できる大人や同年代の子どもたちがいる環境は、子どもたちを社会的に守ってくれていますが、児童養護施設で育った子どもたちには困った時に相談できる人がいないことも少なくはありません。

1人の写真

家を借りる、家事をする、仕事に就く、計画的にお金を使う、危険から身を守るなどの基本的なスキルは、生きていく上で必須の前提条件になりますがそういったことを学ぶことなく、社会生活を送ることになります。

突然社会に放り出された子どもたちの中には、犯罪に巻き込まれる、転職を繰り返すなどでうまく社会に溶け込めない子も出てきます。
貧困や孤独に耐えかねて、自分を犠牲にしてでも誰かとつながろうとすることもあります。
中には、施設を出たあとに連絡がつかなくなってしまう子も少なからずいます。

孤独

「みらい基地プロジェクト」では、施設を卒業した子どもたちがいつでも戻ってこられる場所を作ります。
困ったとき、寂しいときにここに来れば、子どもの頃に遊んでもらった優しいお兄さんお姉さんがいる。
そんな場所が世界にたったひとつあるだけで、希望は絶対に消えない、消させない。みらい基地はそんな場所でありたいのです。

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児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

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遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

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  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。