【子供に関わる1人の大人として出来ること】
最近、新しいクルーさんが増えていますね!パチパチ
私が財団に入ったのは、去年の4月…
新人の頃、どんなことを考えていたかなあ…
1番は、
「この子のために、私はどう接すべきなのだろう?」
でした。
皆さんも漠然とした不安を抱えているのでは?
今日は、子供に接するときの「1つの指針」についてお話します。
12:37 榎本 有乃 「子供の貧困」において問題なのは、親の収入格差だけではありません。
低所得層の多くは労働単価が低く、長時間労働を強いられています。懸命に働いても、貧困状態から抜け出せないのです。
また、長時間労働ゆえに、育児に専念できる時間はわずか46分。※
子供にとって大きな損失ではないでしょうか?
親子で話し合う時間、親から学ぶ時間・・・そんな大切な時間を、奪われているのです。
この時間を奪われた子供たちは、将来への希望が持てない、諦めているという希望格差にも繋がると私は確信しています。
しかし、私たちボランティアが出来ることはあります。
親御さんの代わりに、子供と話す機会を持ち、大人としてあるべき姿を示すことは出来ると思います。
例えば、私は「悪いことをしたら謝るのは1人の人間として当たり前だ」と伝えています。
「子供がいたずらや喧嘩した時、どう接すればいいの?」
クルーさんからよくいただく質問です。
正解はありません。
しかし、「親御さんの代わりに関わる大人として、あるべき姿を示す」など、1つの指針を持ってみてはどうでしょうか?
子供にとってもあなたにとっても、良い方向に対処できるはずです。
参考にした本
「子どもに貧困を押しつける国・日本」
山野良一
光文社新書
※6歳未満の子供を持つシングルマザーの時間。対して、共働きの母親は113分。厚労省社会生活基礎調査のデータを分析した研究(田宮等 2007)より。
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