ボランティアレポート⑯:心理的虐待

2017年11月22日

皆さんこんにちは。
先週は更新をお休みしてしまいました、すみません。

今回は4種類の虐待の最後のひとつ、
心理的虐待」についてお話をしようと思います。

心理的虐待とは、大声や脅しなどで恐怖に陥れる無視や拒否的な態度をとる
著しく兄弟間で差別をする自尊心を傷つける言葉を繰り返すといったことを指します。
また、子ども自身に直接何かをしなくても、
子どもの前でほかの家族などに暴力をふるう場合もこの心理的虐待に当てはまります。

この虐待はぱっと見ただけでは分かりにくいため、
4種類の虐待の中では、最も認知しにくい虐待だと言われています。

周りが気づかないのをいいことに日常的に行われる態度や言葉の暴力は、
子どもたちに一生癒えない傷を作り、やがて心を死なせてしまいます。

心理的虐待を受けた子どもは、自尊心が著しく低くなり、引きこもりになってしまったり、
不安障害やうつ病といった精神疾患を抱えてしまう場合も多いです。

「しつけ」と「虐待」、このふたつには線引きが難しい部分もあります。
保護者も人間です。時には感情的になって手を出してしまったり、きつい言葉を言ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、できることなら子どもを傷つけてしまう前に、思い切って誰かに助けを求めてほしいです。

助けを求める誰かがいない人は189番へぜひ相談してみてください。

それが、保護者にとっても子どもにとっても幸せになれる近道なのではないかなぁと思います。

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