プロジェクト報告

279・みらいブログ

2018年04月07日

【みらいこども財団にはいってよかったと思うこと】

一つは、大人から拒絶されてしまった子供たちに直に触れ、彼らの負った心身の傷を目の当たりにし、社会問題として認識はあっても他人事として捉えていたことに自分に気づけたことです。自分も子供に対して加害者になる可能性も、子供に辛い思いを強いることになる可能性も決してないわけではありません。他人事だからこそ、自分は絶対そんなことしない、事件を起こす親はなんてひどい親なんだ、などと思えるのだな、と気付くきっかけを与えてくれました。何ができるかわからないし、子供たちの支えになっているかどうかもわからない、それでもこの気づきと向き合い、試行錯誤しながら自分にできることをさせてもらえる場となっています。

二つ目は、社会や大人に不信感や諦めを抱いている子供たちに、私たちの持ちうる愛情と知識に触れてもらうことで不安を払拭してあげられることです。
最初は心を開いてくれないものですので、不安に触れることはできません。範囲は限られますし、自己満足の部分も当然出てきます。それでも、少しずつ心を開き、不安を打ち明けてくれたり、わからないことを質問してくれるようになれば、全力で受け止めてあげられます。彼らは18歳で否が応でも社会に放り出されるので、元々の環境も相まって尋常ではない不安を抱えています。その不安を軽減してあげられる役割を担えるなら、それほど喜ばしいことはないと思っています。

三つ目は、人との出会いです。異なる環境で育ち、異なる地域に在住し、様々な経験を持った学生から大人が、同じタイミングで一つの場所で出会うという素晴らしいご縁をいただきました。もちろん、普通に生活していたら出会うことのなかった施設の子供たちとの縁もいただきましたし、ご支援いただいている皆様とも直接お会いできずともこうして縁がございました。財団に入団していなければ絶対に繋がらないものです。志を同じくした仲間がいるというのはとてもありがたいことです。

 

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現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
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