プロジェクト報告

みらいブログ416・児童養護施設訪問日記

2019年01月17日

【みらいこども財団・児童養護施設訪問日記】

12.19日はいつも通り宿題を見て子どもたちと遊びました。自主学習をする期間が続いているようで、頑張っても自主学習に取り組んでいる姿が見えました。しかし、その自主学習のやっている内容があまり為にならないこと(ひらがなの書き方や簡単な足し算など)で、本人がやりたいことをするべきだと思うのですが、それを続けていても成果が見られるようにはならないのではないかと思いました。なるべく為になる問題を作るのですが、本人がやりたくないと思ったら「その問題はやらへん」と言ってきたりするので、なかなか難しかったです。
12日に今月でサヨナラだということを告げると、19日の宿題はみんな素早く終わらせて私と長く遊べるように行動している様子が見られました。
19日はクリスマス会で使うトンネルを作ることになり、自分なりに手伝ってくれる子、一切手伝わない子、手伝う途中で少しケンカになってどっかにいく子に分かれて作業をしました(笑)子どもたちの特徴がすごくよく現れているなと感じました。
26日は冬休みということで、13時半からお邪魔させていただけることになり、たくさん外遊びをしました。普段の訪問では外遊びは長くて30分程度なので、長い時間遊べて子どもたちも楽しんでくれたのかなと思います。
クリスマスが近かったので、私からクリスマスプレゼントとして髪飾りを送りました。その場で付けてくれる子、大事にしまっておくと言ってくれる子、後からこっそり耳打ちで「大切に使うね」と言ってくれる子がいました。大切に使ってくれると嬉しいなぁと思います。
16時には私のお別れ会を開催してくれました。わざわざカンペを作ったり、パソコンから音楽を流してくれて、1人ずつ感謝の言葉と歌のプレゼントをくれました。他にも手紙やプレゼントをくれる子がいて大号泣してしまいました。みんなで練習もしてくれたようで、職員さんなしでまとめる年長組、恥ずかしくて俯きながらも頑張る子、私より先に泣いてしまう子、笑いがとまらない子など子どもたちの様子が面白かったところもあり、笑いつつも涙が止まりませんでした。
最後の最後までおやつでケンカはするし、遊ぶ時も誰が何分間私と遊べば平等になるか考えたのに結局、物の貸し借りのことでケンカになり泣いたりと騒がしかったです。「いつもこんなにケンカするん?」と聞いたら「いつもはしない」と言っていたので、良くも悪くも私がいることがこの子達にとって大きな影響があるのかな?と思いました。
18時になり、本当に最後のお別れをするときも、泣いてくれる子がいたり、笑ってくれる子がいたり、抱きついてくれる子がいたり子どもたちのお別れの仕方も様々だなぁと思いつつ、本当にサヨナラなんだなぁと思うとやっぱり涙は止まらなくて、ドアを閉めるのが辛かったです。帰りのバスの中でみんなからもらった色紙や手紙を読んだらもっと涙が止まらなくなって、2年弱という期間で築いた関係性をたくさん思い出しました。
5月から12月まで個別訪問をやらせていただいたのですが、月1回会っていた時の100倍仲良くなることができ、子どもたちの特徴も100倍知ることができました。ボランティアの立場で子どもたちとどんな風に関わればいいのか、どんな支援ができるのかわからなかったのですが、個別支援を通して少しだけわかった気がしました。例えば、子ども同士のケンカの時に根本的にケンカの原因を解決するという形で関わることも必要だと思いますが、どうしてもすぐに解決できそうにない内容であったり、他の子の対応もしなければ行けない場合はそのケンカから注意を逸らしてあげることも良いのではないかと思いました。根本的に解決することも大事ですが、せっかくなら楽しい時間を過ごして欲しいと思うので、他に楽しいことに導いてあげられたらと思いました。
7人に対して1人を見るというのはとても大変だと感じ、職員さんの大変さが身に染みました。ボランティアがはいることで少しでも子ども一人一人と向き合えるような環境が増えればいいなと感じました。
なによりも、子どもたちと良い関係を築けたのではないかと思います。みんなに仕事頑張ってねと応援してもらったので、いつか子どもたちに仕事を頑張っている報告をしたいと思います。
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