クルーコラム

特別定額給付金の申請方法を通して伝えたいこと

2020年05月09日

「入所中に教えてほしかったこと・支援してほしかったこと」は、
「諸制度の知識」

平成29年11月、京都市における『児童養護施設等退所者の生活状況及び支援に関する調査報告書』について。


どうも、こんにちは!
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、皆様の生活は刻一刻と変わっているかと思います。

そんな中で、私たちみらいこども財団が今とってもリーチしたい相手、それは
児童養護施設等の出身者、退所者の方々です。


施設を退所した後もサポートしたい


みらいこども財団が児童養護施設への施設訪問をする先の目的のひとつ、それは
子ども達が施設を退所した後もサポートしたい、です。


具体的なサポート体制は施設退所者1名に対して、
・弁護士1名
・クルー2名
のサポート体制です。

なぜ弁護士の先生にご協力を仰ぐのか?



最初の引用で取り扱った平成29年11月、京都市における『児童養護施設等退所者の生活状況及び支援に関する調査報告書』において、子ども達が施設を出るまでに1番学びたかった知識、それは「諸制度の知識」です。

諸制度の知識とは、具体的に、

① 色々な手続きについて
② 公的手続き(年金・健康保険等)の方法を教えてほしかった。 ・ 役所での手続きのやり方。
③ 貯金の仕方を教えてほしかった。
④ 年金,健康保険,住民票の手続き(役所でも手続き)
⑤ 住宅に関する手続き
⑥ NHKの契約について
⑦ クーリングオフなど。
⑧ 公共交通機関の利用の仕方

が、挙げられています。


こういった制度に限らず、
・労働環境は本当に適切なのか?
・お金のトラブルはないのか?
・しんどくなった時、そのしんどいに合わせた相談先はどこなのか?


そういった、悩みを聞くだけでは終わらせない、
そんなサポートが、子どの達には必要です。

特別定額給付金の申請方法



そんな中で、今回はタイムリーなお話である、「特別定額給付金の申請方法」と本人確認書の一つである「住民票の取得方法」をまとめてみました。


私たちには、平等に受給する権利があります。
ぜひ、諦めないでください。
挑戦してくれる勇気の一助になれば嬉しいです。

以下のデータは、施設職員さんを含む多くの人が、無料でご利用いただける書類となれば幸いです。





今回の企画を提案してくれたクルー

とみたかさん

当たり前のようで当たり前でないことって沢山あると思います。

みんなが平等であれるキッカケをこれからも作っていきたいと思いますので、素朴な疑問や教えてほしいことがあれば、是非みらいこども財団までご連絡ください!



みらいこども財団は、皆さんが少しでも一歩でも足を踏み出そうとしてくれる、そんなきっかけになれば嬉しいです。


寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

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遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

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テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
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    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。