社員日記

日々の小さな幸せと命綱

2020年12月23日

先日ある施設様に訪問させていただき、
施設長様と職員様とお話しさせていただく機会をいただきました。

お話しさせていただいている中で、ボランティアと同様に
職員様も辞めてしまわれる方が多いということをお聞きしました。

志と強い想いを持って入ってきてくれるけれど、
見返りのないことの方が多く、ギャップに苦しむ方が多いのではないかということでした。

でもそこで施設長様と職員様はこんなことをおっしゃっていました。

「ほっておいたら死んでしまうような子どもたちが、
何も心配せずに寝て起きたら明日がある。
その中で明日が楽しみだと思ってくれたらそれで十分なんじゃないか。」

「愛された記憶というのは命綱。
1本1本が細くてもたくさんあれば、何かあったときの助けになるかもしれない。
職員やボランティアとして関わることはその細い1本になること。」

というようなお話をしてくださいました。
そのお言葉から子どもたちに対する深い愛情を感じると同時に、
自分にとってとても心強く思いました。

見落としてしまいそうな、でも目の前にある確かな奇跡を感じながら、
子どもたちにとっての細い1本の命綱を増やすことができるように、
これからも自分にできることを精一杯取り組んでいきたいです。

この記事を書いた人

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

遺贈について

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。