岐阜市で市内の児童養護施設の退所を予定する入所者を対象に、
寄付金を原資とした応援金を支給する制度を今年度よりスタートするという記事がありました。
18歳で施設を出なければならないお子さんたちは
ひとり暮らしなどの自立に関わる初期費用すらも一生懸命貯めた自身のアルバイト代で
捻出しないといけない現実がまだまだあります。
進学するお子さんであれば入学金や授業料も貯金から支払うことがほとんどです。
(ほぼみなさん奨学金を受けていますが、支給されるのは入学後です。)
そうした中で必ず受け取ることができる一時金があるというのはとても大きいと思いますし、
記事にあるように社会全体で支える仕組みが確立されたらいいなと思います。
ただ自治体によって差があると思うので、どの自治体でも同じように支援を受けられればいいなと思いますし、
一時金を受けられても、その後の生活が必ずうまくいくというわけではないので、
いかに社会がつながって支えていくことができるのかということは引き続き課題だと思います。
それでも今回の岐阜市の取り組みは、
一番手軽(いい言い方ではないかもしれませんが)にできる支援だと思うので、
18歳で施設を出ないといけなくて大変な子がいるんだということ知りつつ、
今自分に何ができるのか見つけられない方が、これならできる!と一歩踏み出してもらえたらなと思います。
(市外の方々はふるさと納税の対象となるそうです)
https://www.yomiuri.co.jp/local/gifu/news/20220829-OYTNT50011/
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