お子さんたち、学生さんたちと関わる中でどうしても「こうしたらいいのになぁ」「こんな風になってほしいなぁ」と思ってしまいがちですが、それはこちら側のエゴであって、とても悩みます。
彼らより少しだけ長く生きているだけなのでそんなに大して変わりませんが、それでも外から見た時に「ここを頑張ったらできるのに…」とついつい口を出したくなってしまいます。
自分自身ができなかったから同じ後悔をしてほしくないな〜という老婆心みたいなものも出てくるし、客観的に見たときに「できる力がある」と思うからこそ、自分でそのことに気づいて、自分の人生を自分で生きて欲しいと思ったりします。
でも結局自分自身で気づかないとどうにもならないし、そもそもそんなに努力していい人生にしたいなんて望んでいない可能性もあるし、余計なお世話なのだろうと思います。
一人一人それぞれのペースがあって、きっとその人にとってベストなタイミングでいろんなことに気づいたり、行動に起こしたりするんですよね。
ただ、施設のお子さんたちは、経済的な面などの現実を見た時に猶予がないと感じることが多いのが、難しいところです。
それでも色んなことをひっくるめてその子の人生だから、自分なりの幸せを見つけて生きていける力があると信じて見守ることができるようにならないといけないのかな…と思います。
とそんなことをここのところぐるぐる考えています。
そもそも私自身もそんな偉そうに立派なことを言えるような人間でもないのですが…
答えの出ない問いを、引き続き考えて悩み続けたいと思います。
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