先日、ある地方の高校生が修学旅行の時間を使ってみらいこども財団事務所に訪問してくださいました。
日本の貧困や虐待の現状、児童養護施設様の現状、そして私たちの活動についてお話しさせていただき、質疑応答という形で対話もさせていただきました。
修学旅行の1日目にかなり重たい話をしてしまって申し訳ないな…という思いも少しありましたが、これからを担っていく十代の生徒さんに現状を知っていただけて有意義な時間だったと感じます。
皆さんとても素直にまっすぐに私たちの話を受け止めてくださっていたように思います。
質疑応答では「どこからが虐待?」「友達から相談されたら自分に何ができるのか?」など、難しい質問もいただきました。
私たちも正解がわからない、実は大人でもできることがそんなに変わらないんじゃないかと感じる本当に難しい問題ですが、自分事として捉えてくださっていることが有り難いと思いましたし、答えが出なくてもみんなで考えることが大事なのだろうなと改めて感じる機会をいただけました。
問題を知って自分に何かできることはないか考えて実際に行動に移す人が一人でも多くなれば社会は変わると私たちは信じています。
年齢などは関係ありませんし、今回話を聞いてくださった子の中から、将来大きく世界を動かす社会起業家が生まれるかもしれません。
こうした「まず知っていただく」という、私たちにとってとても大切な取り組みを今後もしっかり続けていきたいと思います。
今回、貴重な機会をいただいたことに感謝します。
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