先日の児童養護施設職員様の交流会では、主にアフターケアについての話題が上がりました。
施設様によって、自立支援担当職員と他の複数人で連携しながら行っていたり、担当の方が1人で担う部分が多かったり、独立した担当者はおらず在所中に担当だった職員様がその後も連絡を取り続ける…など、おそらく体制は様々なのだと想像します。
アフターケアは何年で終わると明確に決められるものではありません。
お子さんの状況によって1年ほどで安定していくケースも、数年フォローを続けることが求められるケースもあると思います。
年々施設を出ていく人は増える一方なので、限られた人だけでは対応ができなくなってきます。
在所中のお子さんへの対応でいっぱいいっぱいになってしまう状況もあると思います。
24時間タイミングなど関係なく相談は来るけど、みんながみんな対応できるわけではないことを考えると、現在の担当者が自分ができるからといってすべてを受けていれば良いというわけでもなくなってきます。
もちろん緊急性が高いこともあることを考えると非常にバランスは難しいのですが…
こうした分野に関わらずだとは思いますが、「持続可能」を目指すときには、一人のスペシャリストではなく、ある一定のラインで質を保ちつつも誰もができる仕組みをいかに作ることができるかが重要なのだと感じます。
人が一人でできること、一つの組織ができることには限界があって、より多くの人、機関が協力し合って、支援ができる仕組みを作っていかなければと思います。
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