先日ある施設様に訪問し、職員さんから施設の説明や案内をしていただきました。
そこで印象に残ったのは、「施設ではご飯を好きなだけおかわりできたり、ある程度広い部屋で暮らすことができている。でも家庭に戻ったり、施設を出てから同じ生活レベルが実現できることは少ない。これまで大変な経験をしてきた子たちだから、豊かな生活を送る権利は当然だと思っているが、そのことによって施設を出てからギャップに苦しんでしまう子もいるので、ジレンマです。」という趣旨のお話です。
一般家庭の暮らしとのギャップに戸惑ってしまうお子さんたちは非常に多いそうで、そういった意味でも、国の方針としてできる限り家庭に近い環境で暮らすことができるようにと小規模化が進められていたり、里親への委託や、週末里親制度の活用など、”一般的な家庭の生活”に触れる機会を大切にしているのだそうです。
ある施設出身の方とお話しした時も、「梅雨ってこんなに洗濯物が乾かないんだと驚いた(施設には乾燥機があったから)」とおっしゃっていたなぁということを思い出します。
施設でのいい暮らしを提供することが悪いことだとは思いません。
ただそれと同時に、その生活が当たり前ではないことを伝えなければならない難しさもあるのだなとハッとしました。
現場の皆様はそうしたジレンマと日々格闘しながら、お子さんたちと向き合っておられるのだなと思うと、改めて頭が下がります。
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