＼オンライン里親支援学生にアンケートを実施しました！／
こんにちは！
みらいこども財団経営企画室の田村です。
水曜日はみらいこども財団の実施している児童養護施設出身大学生の支援プロジェクト、
「オンライン里親プロジェクト」に関連して、
プロジェクトのこぼれ話などなどお伝えしております。
本日は「施設出身学生の抱える不安について」。
２０２４年春、オンライン里親プロジェクトに参加いただいている学生さんに、アンケートにご協力いただきました。
卒業生を含める、１６人から回答を得られました。
数は少ないですが、貴重な回答の一部をご紹介いたします。
まずは「（大学・専門学校）進学前に不安だったこと」。（複数回答可）
こちらは「学費・生活費を支払えるのか」が第一位で、１３人の方が不安であったと回答されていました。
「お金の管理ができるのか」６名（第４位）と合わせて、
やはり親や親戚に頼れない中で進学するにあたり、学生さん達にとって金銭面への不安は非常大きいようです。
学生さんからのコメント：
「お金に関しては、親の支援がないので自分一人で生きていくのだと思っていて不安だった。」
「お金の面が特に心配でした。
今までは学園の職員の方が全部お金を管理してくれていましたが、大学生になってからは自分で管理するお金が増えたことが心配でした。
また、学費を払えるお金があるのかも心配でした。」
（原文通り）
といったものがあり、お金が足りるのかということに加え、金銭管理を自分1人でやっていくことへのプレッシャーが大きい学生さんも多かったです。
第２位としては、「1人で生活を整えられるのか」が１０名でした。
学生さんからのコメント：
「施設にいた時は良い意味で常に管理下にあったが、進学後(施設を出た後)は1人で人生を歩んでいかなくてはいけないことへの不安。
明確に不安事項があったというよりもどんな困難が待ち受けているかすら分からないといった漠然とした不安を抱えていた。」（原文通り）
その他、「将来への不安（卒業後の就職先など）」７名（第３位）、「授業についていけるのか」６名（同率第４位）「卒業までモチベーションが保てるのか」６名（同率第４位）等お金だけでなく、メンタル面や生活面等様々な不安が挙げられました。
学生さん達は、まだ高校生の内からこんな大きな不安を抱えて、進学の道を選んでいらっしゃるのだなと思うと、胸が痛くなります。
様々な不安な中、勇気を出して進学された学生さん達を、みらいこども財団は「オンライン里親プロジェクト」を通じて応援しています。
ご興味のある方はお気軽にみらいこども財団までお問い合わせください✨
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