先日のオンライン里親合同ミーティングの職員様講話で、職員様からはオンライン里親と学生との関わりについてもお話しいただきました。
施設で生活しているお子さんは生い立ちや家庭環境などこれまでの経験が原因で、自分に自信がなかったり、人生に悲観的であったり、人と関係性を築くことへの恐怖感を持っている方が多いのだそうです。
そんな学生さんに対して「〜を頑張っているからすごいね!」という褒め方をしてしまうと、頑張っていないと認めてもらえないと思ってしまうこともあるため、本人が頑張っているつもりがなく、当たり前のようにやっていることを褒めることを意識するという助言をいただきました。
なるほど…と思いましたし、一見頑張っていないように見える方も、その背景には「どうせ自分なんて…」という気持ちがご本人も気づいていない潜在的な部分であるのかもしれないなとお話を聞いていて思いました。
いろんな経験をしてきた里親のみなさんから、それぞれの価値観や考え方をお聞きすることで、一人一人がこんなにも違うんだと知って、(いい意味で)自分も別に特別じゃないんだと思えることはとても貴重な場であるともおっしゃっていただきました。
講演をお聞きになったオンライン里親さんも、色々と感じるところが多くあったようです。
学生さんに対して、どんなあなたも受け止めるよという思いを持って、ご本人が自分の力で自分らしく生きていくことができるように、多くの人で見守ることができるといいなと改めて思いました。
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