普段訪問させていただいている施設の職員様から、お子さんたちの学校での様子を少しお聞きしたのですが、内弁慶な傾向のあるお子さんが多いと教えてくださいました。
その話をクルー内で共有した時にあるクルーさんが「お子さんたちにとって、学校でも施設でも気を張っていないといけないでは疲れてしまうので、施設の中では素の自分を出せるという安心があるんだなと良いことでもあるなぁと思いました。」とお話されていて、なるほどたしかに、お子さんたちにとって”家”という安心があるんだなと思いました。
施設のお子さんに限らず、誰もがその場に合わせてある意味自分を作るというのは自然なことで、多少は外で自分を表現できる必要はあると思いますが、年齢が上がるにつれて少しずつ身についていくものでもありそうですし、ほっと心を許せる場所があるのであればそんなに気にするようなことでもないんだなと思いました。
職員様からは「みらいこども財団の皆さんと接している時のお子さんは、良くも悪くも素だなぁと思います。継続して関わり続けてくださるからこそだなと思っています」とおっしゃっていただいたので、職員様以外で自分を出せる場所になることができているのであればとても嬉しいことです。
お子さんたちそれぞれ、施設を出られるタイミングは異なりますが、誰もができれば複数の「自分を出せる場所(人)」を見つけて、社会に出ていけるといいなと思います。
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