今回は、関西で活躍中のM・Hさんにインタビューしました!
Q.活動を始めてどのくらいたちましたか?
A.2年です。
Q.活動の中で思い出に残るエピソードがあれば教えていただけますか?
A.施設に1週間前に入ってきたばかりという女子中学生がいました。
その子は学習訪問で初めて会った子でしたが、全く喋らず、
反応は首を縦に振るか、横に振るかだけで、表情も少なく、緊張した感じでした。
その日に会話ができたのは、「得意な教科はあるの?」と聞いたら「体育」と小さく答え、「運動が好きなんやね、特に得意なスポーツは?」と聞いたら「卓球」と消え入るような声で、答えてくれただけでした。
全く知らない施設に入り、全く知らない環境の中、暮らす不安があるのかなとか、色々考えさせられました。
自分自身に娘がおり、感情移入したところもあるかもしれません。
しかし、2ヶ月後の訪問では、表情が少し明るくなっており、こちらが話しかけたら将来の夢や少し冗談も言ってくれるようになっていました。
凄く安心しましたね。
最初に会った時の感じが、心に残り、元気にしているのかな?と訪問後も思っていただけに、
自分の心に残っています。
(日頃は、元気いっぱいな子供達と接することが多いので、特にそう感じたのかもしれません。)
子ども達は、急に親元を離れて施設に入ることが多く、その現状を垣間見た状況かもしれませんね。。
元気いっぱいなこどもたちの姿を見ていると、ついその背景にある辛い経験を忘れそうになってしまいます。
Qみらいこども財団に入ってよかったことは何ですか?
A.財団は、さまざまな年代、さまざまな職業、大学に通う方々が参加されています。その多様な方々と会話するのも、大きな魅力だと思います。
私は、50歳です。既にいろんな経験をしており、その経験から得たものに少なからず自信もあることから、偏見も強くなっています。
その偏見が視野を狭くしていることは、なかなか日常生活では気付けないのですが、年代も職業も違うクルーと話すことで、自分の視野の狭さに気付かされます。
非常に尊敬できる方も多数おられるので、私自身の刺激となっています。
本当に様々な経歴のかたと接することができ、私自身もボランティアクルーさんとお話するたびに学ばせていただいています。
みらいこども財団に入ったからこそ出会うことができた皆さんに、とても感謝しています(^-^)
Q.今後みらいこども財団をどんな財団にしていきたいですか?
A.財団の理念に「誰もが自分の5%をシェアできる仕組みを作る」というものがあります。
それぞれが、自分のキャパシティの5%財団の活動に能動的に持ち寄れるようになれば、理想的だなと思います。
ボランティアクルーさんはもちろんのこと、まだ踏み出せていない皆さまにも、自分の5%をシェアすることを考えていただけたら嬉しいです(*´ω`)
M・Hさん ありがとうございました!!
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