お知らせ

【第1弾】石川県被災地・児童養護施設訪問レポート

2025年01月10日

本部スタッフの松村明香です☺

昨年12月21日~22日に石川県の児童養護施設様を訪問し、子ども達にうどん&アイスクリームを提供するイベントを行いました。

これにあわせ昨年1月の地震ならびに9月の水害で被災された地域に訪問し、現地の方とお話しする機会をいただきました。

児童養護施設でのイベント、被災地訪問の様子をレポートいたします!

今回のイベントでは、株式会社トリドールホールディングス様一般社団法人miraie様に児童養護施設イベントへの参加・商品提供でのご協力、株式会社プラット様に支援金のご協賛をいただきました。

ご協力協賛いただいた会社様、快く受け入れてくださった現地の皆様、ご寄付で活動を支えてくださる皆様に心より感謝いたします。

 

 

\【石川県訪問レポート】第1弾:出発~被災地訪問・児童養護施設での準備/

 

【2024.12.21 一日目】

0時30分 財団事務所を出発
夜通しで石川県へ向かいます。

 

 

5時00分頃 金沢に到着
ボランティアクルー2人をピックアップし、メンバーが全員そろいました!
ここから珠洲へ向かいます。

 

8時00分頃 ENEOS砂山石油店珠洲SS様 訪問
給油の傍ら、被災当時のお話をお聞きし、珠洲市ではほとんどのお家が半壊以上の判定など、被災状況の厳しさを教えていただきました。
ガソリンスタンドは地面が隆起し、建物が沈み、本来外から「引く」ドアが「押す」でないと開かない状況になっていました。

 

 

 

8時30分頃 能登燃焼器工業様 訪問
能登半島・珠洲市で古くから受け継がれている伝統的な製法で「切り出し七輪」を作っておられる歴史ある会社様です。
社長と奥様から当時の状況や復興の現状をお話しいただきました。

 

地震によるがけ崩れで工場になだれ込んできている土砂、水害によって川が氾濫してすべてダメになってしまった田んぼ。
復旧作業も家や住むところが優先のため手が回らない状況とのことでした。

 

生業ができずに何を生きがいにしていいかわからない…
能登から若い人が減っていく…

 

そんな不安の中でも能登の自然の素晴らしさを語るお二人から人間の強さを感じずにはいられませんでした。

 

お話の途中かかってきたお孫さんからのお電話に顔がほころぶお二人。
とても素敵なご夫婦でした。

 

「持って帰って」と七輪をいただきました。
大切に使います。

能登燃焼器工業様ホームページ https://www.notonen.co.jp/

 

13時00分頃 石川県庁到着 JVOAD様訪問
災害時、必要な場所に必要な支援が届くよう、行政と連携をしながら支援団体等の調整を行うNPO法人様です。

 

震災当時、支援にどのような課題があって、支援団体の方々が現場でどのように奮闘していたか、
仮設住宅が建ち少しずつ復旧が進んできた今、復興に向けて求められる支援は…など、被災地支援について様々なお話をしていただきました。

 

「被災者の方自身が立ち上がる瞬間を見られることが嬉しい」との言葉が印象に残りました。

物資などをただ渡し続けることではなく、元の生活に戻っていくことができるよう必要な支援方法を考えて転換していくこと、その人が持つ力を信じて背中を押すこと。いずれも私たちの活動に通じるものだと感じます。

 

災害が起こるたびに、現場にかけつけて支援をされている方々には改めてただただ頭が下がる思いです。
今の自分には同じことはできないかもしれませんが、必要なところに必要な支援を届けるために自分ができることを考えて行動したいと思います。

 

JVOAD様ホームページ https://jvoad.jp/

 

 

16時00頃 児童養護施設様 訪問

翌日のイベントに向けて、企業様をお迎えするための看板づくりをお子さんたちと一緒に行いました。
初めての訪問にクルーもドキドキしていましたが、たくさんの子どもが集まってくれました。
交流しながら楽しく準備をすすめ、素敵な看板が完成しました!

 

18時30分頃 ゲストハウス黒島 到着

近くの定食屋さんで晩御飯。タイトなスケジュールでずっとコンビニご飯だったので、やっと石川県らしいものが食べられる…!

 

 

食事からゲストハウスに戻り、振り返り。
その前に、東京から来てゲストハウス黒島でボランティアをしているという大学生の方にお時間をいただいて、お話をお聞きすることができました。
建築の勉強をされている方で卒業設計として被災を受けたお家のリノベーションに取り組んでいるとのこと。
復興のためにと県外からでも立ち上がる若者がいるんだ!と胸が熱くなります。

 

「能登の人は自然の大きさを知っていて、震災すらも自然の一部なんだと考え、受け入れている人もいらっしゃった。前を向いて元気に日常を過ごしている姿に自分が元気をもらう」との言葉に、人の持つ強さ・たくましさを感じました。

 

今回はゲストハウスのオーナー様のお話は伺えませんでしたが、またの機会にお時間いただけたら嬉しく思います!

ゲストハウス黒島様instagram https://www.instagram.com/guesthouse_kuroshima/

 

~第2弾に続く~


 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

第2弾では、2日目児童養護施設でのうどん・アイスクリーム提供のイベントの様子をお届けします!

 

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