先日ヤングケアラーに関する特集番組を見ました。
私たちの活動が直接関わるわけではないのですが、
私たちが関わるお子さんが全く関係ないということでもないと思うので
個人的に関心を高く持っている問題です。
常々感じてはいるのですが、様々な問題に通じるのは、
当事者が助けを求めることができないということなのかなと改めて感じました。
助けを求められない理由は様々だと思うのですが、
当たり前のように助けてが言い合えて、手を差し伸べ合えるコミュニティを作るには
どうすれば良いのだろうかと考えます。
その方法はきっと一つではないのですが、みらいこども財団では
「一人ひとりが今より少し優しくなること」をひとつの答えだと考えて、
4つあるうちの理念の一つにもなっています。
そして、日本にも貧困や虐待で苦しんでいるお子さんがたくさんいるということを知ったり、
過酷な経験をしてもなお元気いっぱいに生きている子どもたちと出会うことで、
一人ひとりが今より少し優しくなれるはず…という思いのもと、
その機会を作ることに取り組んでいます。
そして各地にあるNPOなどの活動団体も表現の違いはあれど
根本的な部分では同じなのではないかなと思っています。
どんな活動でも誰かの助けになると思えば、優しい気持ちや前向きな力が湧いてくると思います。
日本にはまだまだボランティアの場が少ないというのも事実ですが、
近くにどんなボランティア活動があるのかなと探してみていただいて、
ぜひ多くの方に参加してみていただきたいなと思います。
みらいこども財団自身もどこにいても活動できる団体になれるように
引き続き頑張って行きたいと思います。
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