こんにちは、財団本部スタッフの田村です!
毎週水曜日は、みらいこども財団独自の児童養護施設出身大学生支援プロジェクト『オンライン里親プロジェクト』にまつわる記事をアップしております。
前回第5回は支援学生さん達に「オンライン里親に参加しようと思った理由」についてお伺いしましたが、
今回は「実際にオンライン里親に参加してみて、よかったところ」について聞いてみました。✨
学生さん達は、オンライン里親についてどんな風に感じてくれているのでしょうか?
〜〜〜〜〜〜
集計前、きっと「経済的な余裕を得られた」等金銭面への不安の払拭がまず第1位になり、以降交流の楽しさ等がランクインするのかな、と私は考えていたのですが…
「経済的な余裕を得られた」(第2位・10名)を上回り、
「色々な大人の話が聞けて、人生の参考になった/面白かった」が第1位(15名)でした!
学生さん達はお金の支援と同じくらい、それ以上に、「様々な人との関わり」に価値を感じてくれているんだ!いうことがわかり、オンライン里親プロジェクトの“お金だけでない支援”が、学生さん達にとても好意的に受け取ってもらえていることが嬉しかったです(とはいえ皆とてもいい子なので、忖度してくれているところもあるでしょうが…)。
上記に続く回答としては、
「シェア・相談できる人がいる安心感があった」(第3位・7名)
「オンライン里親との交流の中で成長することができた」(第4位・6名)
という結果となり、いずれもオンライン里親さんとの交流の中で、得るものがあるとのことでした。
学生さん達からのコメント:
「最初は金銭面で支援をしていただけるからという理由で始めましたが、里親さんの方と交流会などで話していくうちに自分達の交流会では、世界の事などを知れるのでとても楽しい交流会になっています。」
「人の優しさ、温かさを感じた」
「このオンライン里親に参加していなかったら絶対に出会うことのない人たちと出会えたことで、今まで自分の中で知ることのない事や 様々な経験、視点からのアドバイスが受けれるのはとてもいい事だと思う」
「僕はお金よりも日々のスケジュール管理がとても苦手なので、そういった場面で相談出来る大人がいることが安心に繋がった。」
(一部誤字のみ修正)
みんな、そんな風に言ってくれてほんまにありがとう…
オンライン里親さん達にとっても、嬉しい言葉だと思います✨
現状、全国的に見ても児童養護施設出身の学生の中退率は高く、
「彼らが安心して勉学に励み、卒業を迎えるには一体どんな支援が必要なのだろう?」
ということを、代表の谷山が考えに考えて、
「お金だけでなく、自分を応援してくれる人がいて、何かあった時にちょっと相談できる人が何人かいるような環境が必要なのではないだろうか」
と思いつき、生みだしたこの『オンライン里親プロジェクト』。
これからも“お金”と“関わり”、両面での支援により、学生さんの大学(・院・専門学校)卒業をサポートしていきます。
このプロジェクトが広まることで、施設卒園後のこども達の進学率・卒業率をUPさせ、虐待や貧困で苦しんだ多くの子ども達が、一人でも多く、自立して社会を生きていけるように後押しできればと思います。
ご興味のある方は是非ともお気軽にみらいこども財団にお問い合わせください!✨
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\みらいこども財団オンライン里親プロジェクトについては(財団HP/
https://miraikyousou.com/projects/fostercare/
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