みらいブログ

児童養護施設ほうもん記・施設を退所した若者との再会

2025年06月13日

みらいこども財団では毎週末、全国どこかの児童養護施設の子ども達とボランティアクルーが交流させていただいております!

本日もボランティアクルーから報告書が届きましたので、一部をご紹介いたします!

今回はこの春に施設を退所した元・子ども達と、いつも訪問していたクルー達が久しぶりに再会した際の報告です。
少し会わない間にも、みなさんとても成長をされていたようです…!

\ボランティアクルーからの報告書/

この春、施設を退所した3名の子どもたちとの再会イベントを無事に実現することができました。
昨年度は、彼らが退所後にスムーズに新生活へと移行できるよう、年間を通じて定期的な支援活動を行ってきました。
退所からわずか1ヶ月半という短い期間にもかかわらず、今日再会した3人の話しぶりや表情から、想像以上の成長が感じられ、大変驚きを覚えました。これまでの1年間を通して少しずつ見てきた変化とは比べものにならないほど、彼らの中で大きな変化があったことを実感しました。
3人に「今の生活は、在所中に思い描いていたものと違いがあるか」と尋ねると、
「施設にいるときは、漠然とした安心感があったことがよくわかった。守られている感じがしていた」
「ご飯があることなど、生活を見てもらえてたことのありがたさがよくわかった。」
「今は自分でやっていかないといけないという不安がある」
と、それぞれが今の気持ちを率直に話してくれました。環境の変化に伴う気持ちの変化を言葉にできる力、そしてそれを私たちに伝えてくれる信頼関係が築けていたことに、大きな喜びを感じました。
今回の再会イベントについて、在所生たちは職員さんを通して知ったそうですが、中には「もっと早く知ってたら、予定入れなかったのに」と話していた子もいたと聞きました。
先輩たちの帰りを心待ちにしている後輩がいること、そしてそれを支えてきた職員の皆さんの丁寧な関係づくりには、改めて敬意を抱きました。今後は、現高3生たちが先輩として話をするような場も設けられたらと思います。

子供達には退所して初めて見えてくる施設のありがたさ、そして生活への不安があります。

若者にとって実家がない・頼れない心細さは相当なものです。

この繋がりを大事に繋いでいき、細く長く、彼らを見守っていければと思います。

*写真と文章は別々の活動時です

 

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この記事を書いた人

田村 彩水
田村 彩水
滋賀県出身。2023年よりみらいこども財団経営企画室(本部)入社。
企業ドネーション、オンライン里親プロジェクト、広報・SNS担当。
子育てのために山登りから離れているが、いつか息子と山に行きたい。

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