社員日記

社会的養護経験者 実態調査

2021年05月19日

児童養護施設などで暮らした子どもたちの退所後の実態を調べるために
厚労省が初めて全国調査を行った結果が4月末に公表されたようです。
(厚労省のページで見つけることができず、どこで見られるかわかる方がいたら教えてください🙇‍♂️)

ニュース記事によると、施設等のサポートを受けていない人が5人に1人という結果だったそうです。
退所後に困ったことがあっても相談できず、孤立してしまった女性のお話も紹介されています。

施設職員様のお声を聞いていると、アフターケアに課題を感じながらも
人手もお金も回せないというのが実情のように感じます。

今回2019年度までの5年間に施設などを対処したおよそ2万人が調査対象だったようですが、
回答者は約3千人と全体の14.4%、調査票を渡すことができた人は4割にも満たなかったこともわかりました。

初めてこのような調査が行われたことはとても意義のあることだと思いますが、
1万2千人以上は居場所や連絡先がわからないということになります。

結果からも相当に厳しい現状はうかがえますが、
実際はこの結果よりもさらに厳しい状況だということだと思います。

支援の手が届かない人にどうやって届けるのか…
とても難しい課題に、施設職員様、様々な支援団体様が取り組んでいます。
でもそれだけでは限界があり、記事にもある通り制度が作られる必要があると思います。

今回調査が行われたことも多くの人が声をあげてきた過去があるからだと思うので、
より多くの人に知っていただき、社会全体で現状を変えていけるように
私たちも地道な活動と発信を続けていきます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210501/k10013008381000.html

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

遺贈について

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。