児童養護施設の子供たちと初めて遊園地で一緒に遊ぶという当日は
もちろん、不安でいっぱいでした。
全員がなんらかの事情で親と離ればなれで暮らす子供達
全員ではないにしても、約8割の子供たちが虐待や育児放棄により
施設で暮らしているという事実
少なからず、心には大きな傷を負っているということ
それを受け止めることができるか、まったく自信はありませんでした。
しかし、一瞬にしてそんな心配は吹き飛びました。
同じグループの子供たちは4歳から6歳くらいの女の子や男の子が4名
気が付くと子供と一緒に手をつないでいました
それからは、あっという間に時間はすぎていました。
その日からしばらくは、子供達のことばかりを考えていました。
なぜこんなことになってしまったのか?
親はどうしているのか?
子供たちの将来はどうなるのか?
知らない間に、子供たちと出会ってからの自分の心境の変化がありました。
今まで社会貢献など頭になかった自分がこれだけ子供たちのことを真剣に考えていること
もし自分と同じように、ほかの人たちが子供たちの手を繋ぐことで身近な問題に気が付き
自ら何かしなければならないと思うことができるのなら
子供達を取り巻くこの世界は一瞬にして変わると思いました。
それから、私たちの活動は、子供たちの支援をするとともに
子供たちの周りにいる、私たち自身を変えるきっかけになる活動へと変わって行きました。
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