皆さんこんにちは!
前回のボランティアレポートでは、虐待のタイプが4つに分類されることをお伝えいたしました。
虐待のタイプについてひとつずつ掘り下げていこうと思います。
今回は、そのうちのひとつである「身体的虐待」についてお話をします。
身体的虐待は、育児放棄に次いで2番目に多いタイプだといわれています。
身体的虐待とはどういった行為を指すのか、皆さんはご存知ですか?
児童虐待防止法では、「児童の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行 を加えること」とされています。
具体的には、殴る、蹴る、水風呂や熱湯の風呂に沈める、刃物などで切る、首を絞める、やけどをさせる、ベランダに逆さづりにする、異物を飲み込ませる、冬などの寒い季節に戸外に閉め出す、などといった暴行のことです。
これらの行為を受けた子どもは、打撲や骨折、頭部の外傷、火傷、切り傷などを負い、最悪の場合死に至ることもあります。
身体的虐待を受けている子どもの特徴は、体にいくつも傷があったり、古い傷や新しい傷が混在しています。
また、痛みに対しての反応がほとんど見られない子どもも多いそうです。
痛みを感じることすら許されず、小さな体で親の暴力に耐えるしかない状況に置かれている子どもたちがたくさんいます。
みらいこども財団での活動は、まだ何かを変えられるほどの大きな力はありません。
それでもいつかきっと大きな力になれるかもしれない。
今はただそう信じて、みらいこども財団のクルーさんたちと力を合わせて邁進してこうと思います!
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