クルーインタビュー

クルーインタビュー1:落合さん ”生きがいを見つけられました”

2020年04月24日

わたなべ

今回クルーインタビューを担当するのはわたなべです( ◠‿◠ )♡
よろしくお願いします!

落合さん

緊張しますが、よろしくお願いします。

みらいこども財団に入った理由は?

わたなべ

早速ですが、みらいこども財団に入った理由を聞いてもいいですか?

落合さん

元々、子どもが好きで、妹が10個下にいるんです。現在は高校生なんですが、小学校や中学校では勉強をよく教えていて、自分が1教えたことに対して10返してくれて、成長がすごいなぁと思いました。そんな中で、自分も子どもの成長を伸ばせたらいいなと感じました。
そんな時、みらいこども財団の代表谷山さんからみらいこども財団の活動説明を聞いて、自分も施設の子ども達の将来のきっかけを伸ばせたらいいなと思って。

わたなべ

将来のきっかけとはどういうことですか?

落合さん

大学は島根で、就職も島根でしましたが、いま大阪に異動で来ています。

やっぱり自分の視野が広がるきっかけは大阪へ異動して、沢山の人と話すことでした。様々な仕事や社会を知る機会が増え、すごく勉強になりました。

わたなべ

確かに!みらいこども財団にいるだけでも、本当にたくさんの人に出会えますよね〜。

落合さん

財団に入るまでは施設に対してのイメージはできなかったんです。

みらいこども財団の代表でもある、谷山さんの話を聞いてみたら「施設に住む子ども達は社会のことを知る機会が多くないらしい」と。

自分も、遅れて社会の知識を得て苦労しました。施設の子ども達にそういった話ができたらいいなあって思いました。

わたなべ

ふむふむ

落合さん

だから、子ども達と一緒に遊んで、その遊んだことに対して「こういう遊びもあるんだ・こういう考え方もあるんだ」って学んで、子ども達がが大人になったとき、役立ててもらったら、と思ってます。

偉そうにすみません。

わたなべ

いえいえ、ありがとうございます^ ^

みらいこども財団に入って変わったことは?

落合さん

去年の4月、大阪に来て、それこそ知ってる人が誰もいなくて。

休日は休日で過ごしていたんですが、妹に勉強を教える事もなくなり、喪失感がありました。「子どもが好き」という思いから財団に入り、子ども達と遊ぶ中で、生きがいができました。

わたなべ

え〜!それはすごい!!

落合さん

はい。

仕事をしていても「土日には子ども達が待っている!」と思ったら仕事も頑張れる。
毎日が充実している気持ちです。

今は新型コロナウイルスの感染拡大防止の影響で、施設訪問はできていないので、施設訪問以外の活動に、一層力を入れています。

児童養護施設訪問について

ゆかいな施設訪問なかま達
わたなべ

今、重ねて訪問している施設はどんな雰囲気ですか?

落合さん

アクティブな子ども達が多いです。

一緒に訪問するクルーさんが色んなサポートをしてくれて。施設リーダーの大山さんはすごく良くしてくださります。

今はまだ、子ども達としっかり関係を築けてはいないですが、大山さんが施設リーダーとして一緒にサポートしてくださり、「アンバサダー」になりませんか?と言われた時は嬉しかったです。

わたなべ

施設訪問の際はチームで動きますが、その中でも役職がもらえるのは嬉しいし、やる気も出ますよね〜!!

イメージはこんな感じデス!▼

画像2

施設訪問で嬉しかった事

落合さん

子ども達と遊べること自体がすごく嬉しいです。

あと、いつも遊ぶ子ども達とは違って、中高生と話した時に初めは反応が返ってこなくて、辛くて。

わたなべ

え?!それはすごく辛い、、(笑)

落合さん

そうです、本当に。

だけど、その子達とフットサルをすることになって、自分はフットサルをやってきたので、プレイで興味を持ってもらおうと思って、頑張ってみました。
そうすると、男の子に「お兄さん上手いっすね」って言われたんですよ。すごく嬉しかったです。初めは嫌われてると感じてたので、本当に嬉しかったです。

いつか自分たちの存在を思い出してくれたら嬉しいです。その時に自分たちが言ったこととかが後々にでも、伝わればいいです。

施設訪問で困っている事

落合さん

子ども達から、まだ警戒をされている気がします。

一緒に訪問するクルーさんをみていると、子ども達自らクルーさんに歩み寄っている姿を見ます。
どうやったら子ども達から話しかけてくれるのかな、と悩んでいます。もっと訪問回数を増やして、信頼関係を築いていかないと、と思います。

わたなべ

安心して訪問できるようになったら、また一緒に訪問したいですね!

施設訪問を通して成長した事

落合さん

みらい子ども財団の活動を通して、自分の意見を言えるようになり、発信できるようになりました
自分がちゃんとできていないと、子ども達に何も言えないな、と思うので、そこは成長できました。

わたなべ

すごいですね!
でも、落合さんはいつも人の話を聞いてくれるイメージがあります! 

落合さん

もともと自分は人の話を聞くことが好きです。

子ども達が喋ってくれることを聞いて、それを聞き終わってから自分も話す。一方的ではなく子ども達が主体になって発信して、その子ども達に対して提案したり発信したりするようにしています。

わたなべ

うわぁ、、見習いたいです、、、

みらいカフェについて

わたなべ

落合さんは、施設訪問以外でも活動されていますよね?

落合さん

はい、みらい基地の中のみらいカフェをさせて頂いてます。

みらい基地とは

▶︎▷施設卒業後の子どもたちの居場所づくりを目的
▶︎▷ほかにも社会全体を少しでも優しくする場所として、以下のような活用も考えています。

 ・ボランティアクルー同士がよりよい活動のために対話を行う場所
  (みらいカフェ)
 ・地域で子どもたちを支えたいと考える方が虐待や貧困について知る
  ことのできる場所
 ・誰もが小さなボランティア活動を始められる場所
 ・将来の社会起業家を育てる場所

みらいこども財団公式HP みらい基地より

みらいカフェの活動とは?

わたなべ

具体的な活動を教えてください!

落合さん

仮登録から本登録になるまでの過程のサポートをしています。

他にも、みらいこども財団に入って3ヶ月までの方々に、個別で連絡をして、しんどいことや悩み事をお伺いしています。

みらいこども財団では、

①説明会に来ていただいて、
②財団に入る意思を伝えてくれた方を仮登録クルー
③そのあと様々な過程を経て本登録クルーになって頂くことで施設訪問が可能となる厳正なフローをとっています。 

わたなべ

なるほどなるほど!
みらいカフェに加わるきっかけはあったんですか??

落合さん

三輪さんにお声をかけて頂きました。

わたなべ

落合さんは三輪さんとよくいるところを見ます(笑)

落合さん

自分が一方的に仲良くさせていただいてます(笑) 

わたなべ

そんな優しい三輪さんから落合さんへメッセージいただいて参りました!^ ^♡ ▼

やさしいやさしい三輪さんより
わたなべ

みらいカフェでは新型コロナウイルス感染拡大防止の影響は出ていますか?

落合さん

4月の対面で開催するみらいカフェは中止になりましたが、5月はオンラインを企画しています。 

みらいカフェの活動を通して、なにを思いますか?

落合さん

三輪さんのような周りの人がやっていることを見て、それができるようになれば、自分のモチベーションになります。

あと、やっぱりそこで必要とされたいですね。

わたなべ

周りの人に必要とされるとはどういうことですか?

落合さん

自分が発信することで、みらいこども財団に入ろうと思ってくれる人がいたら嬉しいし、それもやりがいになりますね。

そういった人を増やしていけたらいいです。

わたなべ

なるほど!
仮登録クルーさんのサポートを通して、その方々が本登録クルーになって頂けることがやりがいになるんですね。

落合さん

そうですそうです。
自分の思いを共有してくれたり、財団の理念やみんなが5%のチカラを使って「いい仲間をつくりたい!」と思ってくださったら、めちゃくちゃ嬉しいです。

良い仲間との出会い・サポート

わたなべ

落合さんは活動を通していい仲間に出会えましたか? 

落合さん

最初の全体ミーティング(毎月第1日曜日に大阪開催されるクルーミーティング)は知らない人ばかりでした。

でも、みらいカフェで仮登録の時に出会った三輪さんや他のクルーさんと全体ミーティングでお会いできて、お話ができました。
その会話の中で、施設リーダでありみらいこども財団相談窓口の上田さんとお会いしました。そこで上田さんがその全体ミーティングのいろんな解説をしてくれて、個人LINEもしてくれたり、サポートしてくれました。

わたなべ

そう思うと新人さんには、みらいカフェの存在がとっても大切だし、やっぱり上田さんがすごい(笑)

落合さん

上田さんには他にも施設ごとの具体的な特徴や、みらいカフェ以外の他のプロジェクトミーティングでもサポートして頂きました。

わたなべ

そんな上田さんからもメッセージ頂いてきちゃいましたっ!

やさしいやさしい上田さんより

新しいことには飛び込めるタイプ?

わたなべ

でも、すごいですよね。

みらいこども財団の様々なプロジェクトに顔を出したりされていて、落合さんは新しいことに飛びこめるタイプですか?

落合さん

いえ、全然。

その会議に出て、役に立てるのかって気持ちはあります。
ただ、自分の意見を尊重してくれる空気があるので助かっています。

施設訪問前はランチ会などでクルー同士を知り合う時間があったり、サポートしていただける。そういった中で緊張だったりを緩和できています。一緒に訪問する時に同じ思いを共有するのはいいなと思っています。大山さんと上田さんをはじめいろんな方にサポート頂きました。

最後にクルーを検討している方へ

落合さん

自分も入る前は不安がありました。
一緒に訪問するクルーの皆さん、施設リーダー、プロジェクトリーダさん達が、自分達の活動を話してくれて、フォローもしてくださる。
最初は不安でも「大丈夫だよ」と伝えたいです。

自分がもっとできることを増やして、また新しいクルーさんに伝えていけたらいいです。
こども達に会いたい気持ち、自分を支えてくれるクルー、色んなことを教えてくれるクルーさん達がいることで、一歩踏み出す勇気になっています。

わたなべ

本当に〜!!
みらい子ども財団では、みらいカフェや相談窓口をはじめ、多くのクルーさんが、他のクルーさんを互恵の気持ちでバックアップさせて頂きます!

今回は新人クルーさんとして、色んな活動に参加される落合さんにインタビューをしました!
やはり頑張っている人の周りには、優しい人たちが集まってきてくれて、サポートしてくれるのだと感じました。

落合さん、これからも一緒に活動できることを楽しみにしています!(๑╹ω╹๑ )!

ゆかいな施設訪問なかま達

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