社員日記

負の連鎖

2020年07月10日

数日前、とても悲しいニュースを知りました。
3歳の女の子がネグレクトにより亡くなってしまった事件です。
母親は24歳、小学生の時に児童養護施設に預けられた過去があるそうです。

彼女が施設に預けられた理由が虐待であったかどうかまではわかりませんが、
十分に親からの愛情を受けられずに育った彼女は、
自身も子供の愛し方がわからなかったのではないだろうかと勝手に想像しています。

3年ほど前に離婚し、一人で娘さんを育てていたけれど、
1年前まではとてもかわいがっている様子だったとも書かれていました。

きっと本当に心からかわいがっていたのに、
大きくなるにつれて、思うようにいかないことも増えて
でも誰にも助けを求められなくて、
現実から逃げたくなってしまったのではないでしょうか…

虐待・ネグレクトはもちろん許されることではないですが、
母親ではあるけれども、私よりも若いまだ24歳の彼女をただ悪だ!と
責める気持ちにはなれないです。

しんどいときに、安心して頼れる場所さえあれば、防げたのではないか。
こんな事件が日本中で起こっています。

子育てをしたこともない私が言うのもということではありますが…

悲しい事件でこどもの命が失われないために、
お母さん、お父さん、こどもを育てる方々が悲しい事件を起こしてしまわないために、
私たちに何ができるのかを考え、行動していくことが大切ですね。

この記事を書いた人

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

遺贈について

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。