社員日記

負の連鎖

2021年11月01日

少し前に、大阪で3歳の男の子が虐待により亡くなった事件について、
母親も暴行容疑で逮捕されたというニュースがありました。

母親自身も両親からネグレクトを受けて小学校入学前に児童養護施設に入所していたそうです。
同じ施設にいる自分より幼い子に暴力を振るったりしていたというようなことも書かれていました。

どこまでが本当かどうかはもちろん関係者ではないのでわかりませんが、
悲しい連鎖が起こってしまったのかなと思います。

先に逮捕されていた交際相手の男性も複雑な家庭環境にいたとのニュースを以前見ました。

虐待を受けた人が自分の子どもに虐待をすることが多いと言えるわけではないと思いますが、
子どもに虐待をした人が自身も親から虐待を受けていたというケースは多いのかなと感じます。

一部起こってしまうこの負の連鎖をどこかで断ち切るために、
児童養護施設の職員さんなど、関係者の方は毎日懸命に子どもたちと向き合っておられます。

それでも色々な問題があり、当事者や関係者だけではどうしようもない部分があります。
私たちのような第三者が何ができるのか引き続き考えて取り組んでいきたいですし、
こういった悲しい事件を「かわいそう」で終わらせるだけでなく、
悲しい事件を増やさないために一人一人が今一度考えるきっかけになればと思います。

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

遺贈について

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。