先日お話しさせていただいた方が、ご自身のお子さんが小学生の頃に
クラブチームの監督やコーチをしていたそうで、
お聞きしていると年間500〜600時間はその活動に注いでいたということでした。
他のお父様方もどんどん引き込んでは、一緒に活動していたそうです。
自分のお子さんが最上級生にいる親御さんだけが監督になれるという決まりで、
毎年監督が変わるというようなやり方でチームを運営されていたそうですが、
監督を一年やるとみなさん面白さに気づいて、自分のお子さんが卒業してもチームに残るようになり、
監督経験者が増えることでお子さんたちにもマンツーマンで教えられるような体制ができて
県内でも強豪校になったというお話を聞かせていただきました。
取り組む分野は違うのですが、ボランティアという性質は同じなので、
ボランティアがやりがいを見出して定着する一つの事例だと、とても学びになりました。
活動に面白さや楽しさを感じると主体性も出るのかなと思いますし、
真剣にみんなで取り組むからこそどんどん良い取り組みが生まれていくのかなと思います。
「とにかくみんなで熱い思いを持って対話をたくさんした。
子どもを教えるんだけれど親同士も勉強しあう環境、大人同士の繋がりも強くてそれが自分にとっては財産。」
というお話もしてくださいました。
私たちの活動もお子さんを支援するんだけれども、そのためにみんなで真剣に悩み葛藤することで
私たち自身が成長できる場であることもとても大切だと思っているので、
勇気づけられる、胸が熱くなるお話を聞かせていただきました。
理念にもある「ボランティアクルーが活動を通じてより良い人生を歩む」、
みなさんと一緒に実現できるよう引き続き試行錯誤していきたいと思います。
この記事を書いた人
最新の投稿
- 2024年6月10日みらいブログみらい基地
- 2024年5月15日社員日記カリヨン子どもセンター職員様によるご講演
- 2024年5月10日施設訪問記クルーさんの訪問紹介動画
- 2024年5月8日社員日記心の在り方
寄付でご支援いただけませんか?
もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。
生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。