みらいブログ

児童養護施設ほうもん日記

2023年07月11日

今日は雨予報で中遊びをメインで考えていましたが、雨が降ることなく思いっきり外で走り回りました。
今日はいつも「鬼ごっこしよ!」と誘ってくれる⚪︎ちゃんが元気がなくてずっとむすっとした顔でピロティ内にいました。
声をかけてもむすっとしたままで、一緒に遊ぼうと声をかけても、他の子を巻き込んで遊びに誘っても輪から離れていくことを繰り返していました。⚪︎ちゃんといつも一緒にいることが多い、別の⚫︎ちゃんは「朝から機嫌悪いねん。機嫌悪いから髪の毛お団子にくくってあげてん。」と気遣ってあげているようでした。⚪︎ちゃんはずっと機嫌が悪そうに過ごしていましたが、それでもずっと外にいたので、ここの空間が嫌で機嫌を損ねているのではないんやなと思ったので厚かましいぐらいに私から遊びに誘いに行きました。最初は一対一で走ったり、他の子が来てどんどん人が増えていく中で笑顔になっていってくれて訪問の時間いっぱいまで楽しく遊びました。
⚪︎ちゃんの年齢ぐらいの時の自分と重ねて考えてみれば、機嫌が悪い時に色々聞かれても自分の気持ちもうまく言葉にできないし自分でも何が嫌なのかも分からないということがあったなあと思い出しました。話を無理やり聞くのではなく楽しい気持ちに変えてあげることに徹することができてよかったと思えました。
⚪︎ちゃんを巻き込んでみんなで遊んでいると、それまで楽しそうに遊んでいた◻︎ちゃんが急にスイッチが切れたように不機嫌モードになってしまいました。その前の状況からすれば機嫌が悪くなりそうなエピソードは私には見当たらず困惑してしまいました。ずっと⚪︎ちゃんに付きっきりでいて、無理やり輪の中に引っ張り出して構っていたのを見ていたので◻︎ちゃんも拗ねてしまったのかなと思いました。ひとりの子に集中して関わっていると別の子にしてみれば気分が良くないこともあるかもしれないなと思いました。

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

遺贈について

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。