社会的養護について知ろう vol.4
\児童養護施設の子どものスマホ所持率/
こんにちは、みらいこども財団スタッフの大谷です☺
毎週金曜に社会的養護に関するあれこれを発信していきます。
私自身も日々学びながらですが、ご参考になれば幸いです!
さっそくですが、児童養護施設に暮らす高校生のスマホ所持率は何%でしょう?
スマホ里親ドットネットが2019年に東京・神奈川・埼玉・千葉県に所在する児童養護施設に行った調査によると、答えは69.3%です。
高校生全体のスマホ所持率は98%と、ほぼすべての子が高校生になるとスマホを持っているのに比べ、児童養護施設の子ども達のスマホの所持率は低くなっています。
また同調査によるとスマホの利用料金は「全額を高校生が自分で支払う」が最も多く87%でした。
スマホを持たせるのか、また何歳から持たせるのか、支払いは誰がするのか…は施設ごとの方針によって異なります。
児童養護施設で暮らす子供達のために措置費が支給されますが、この中にはスマホの費用や通信費は含まれません。
このため、高校生になってバイトをできるようになり一定の金額を貯めたらスマホが持てる、としている施設も多いようです。
一方で高校生になったらスマホを貸与する施設や、小学校卒業と同時に子ども達にスマホを持たせる施設もあります。
法人契約を結び施設の費用負担で早くからスマホを持たせている施設の職員様からは「コミュニケーションが苦手なお子さんが多い中、スマホがないことで人間関係に躓いてほしくない」というお話も伺いました。
高校生から自分で働きそのお金でスマホを買い利用料を払うというのはなかなか大変なことと思います。
ですがこうしたことを通じて、子ども達は施設卒園後の家の契約や健康保険料の支払いなどの自活の練習をしているのです。
児童養護施設に入所している高校生のスマートフォン等の所持に関する調査結果 スマホ里親ドットネット 2019 年 2 月
https://www.suma4satooya.net/assets/dl/suma4satooya_research_1902.pdf
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