コラム

社会的養護について知ろうvol.21  施設職員さんのお話「児童養護施設の暮らし」Part③

2024年10月11日

こんにちは、みらいこども財団スタッフの大谷です☺

毎週金曜日に社会的養護に関するあれこれを発信しています。私も学びながらですが、少しでも一緒に知って頂ければ嬉しいです。

 

さてみなさん、児童養護施設では普段、子ども達がどんな生活をしているのかご存知ですか?

習い事って通えるのかな?塾は?など…

 

今日は前2回に引き続き、支援の現場から「児童養護施設の暮らし」についてご紹介します。

(みらいこども財団主催 オンライン里親さん向け勉強会「児童養護施設の職員さん講演」をもとに、Q&A方式にアレンジを加え、文言も修正しています。Part① 、Part②はこちら)

 

 


~Part③~

Q. 習い事はできるの?

A. 小学生は地元のクラブチームやテニスなど好きな習い事をしています。

小学生は地域のスポーツ少年団、テニスサークル、けん玉教室など、習い事に行っています。中学生以上は部活動をしています。

送迎は職員がするので、送迎の手間もかかりますが、そうした時間も子どもとの個別の時間として大切にしています

中学生からは県の補助で塾に通うこともできます。

 

Q. 習い事代はどうしているの?

A. 現場職員が声を上げたことで、県が「習い事」へ補助を出してくれるようになりました。

かつては、習い事には国や県からお金が出ず、させてあげたくても、習わせてあげることができませんでした

現場の職員が「習い事は子どもの様々な経験や興味を伸ばすのに良いから、やらせてあげたい!」と声を上げました。

当時の県の担当者も熱心で、施設へのヒアリングを行い予算化へ動いてくれて、2年ほど前に県からの習い事費用補助が実現しました

 


 

 

都道府県により、習い事や塾への補助、卒園後の支援に違いがあります。子ども達にとっては住む場所は選べないのに、それはおかしいのでは?と思われる方も多いのではないでしょうか?

現場職員さんが声を上げ、子どもへのより良い環境を勝ち取った点がとても印象的でした。

私たちもまずは知ること、仲間と繋がり、子ども達のより良い環境のために声を上げることが大切!と改めて感じました。

 

みらいこども財団では、子ども達により良い支援を届けるため、ボランティアクルー、オンライン里親向けに様々な研修や勉強会を開催しています。

 

なにか困っている子どもの力になりたい、仲間とともに学びながら本気で活動したい、そう思った方は、まずはお気軽に説明会にご参加ください(応募はこちらから→✨オンライン里親ボランティア募集中!)

 

企業様は問合せよりご連絡ください!

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

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