こんにちは、みらいこども財団スタッフの大谷です☺
毎週金曜日に社会的養護に関するあれこれを発信しています。私も学びながらですが、少しでも一緒に知って頂ければ嬉しいです。
さてみなさん、児童養護施設の子どもと実際に関わることになったら、どうやって接すればいいかイメージはありますか?
今回も児童養護施設の職員さんのお話しから、私たち支援者が子ども達と接するときのヒントを紹介します。
(みらいこども財団主催 オンライン里親さん向け勉強会「児童養護施設の職員さん講演」をもとに、Q&A方式にアレンジを加え、文言も修正しています。Part① 、Part②、Part③はこちら)
~Part④~
Q. 私たちはどのように児童養護施設(施設出身の)子ども達と接すればいいの?
– 特別扱いをしない
まだまだ一般の人では、児童養護施設というと「特別なところ」とか、「その話題に触れてはいけない」と思っている人もいます。
でもそうすると、子どももそれを感じ取り、「自分は特別なんだ」と思い、自分から発信できなくなったり、線を引いてしまう。
だから、特別扱いをしないで、普通に接してあげてほしいです。
– 自身のいろんな経験を話す
失敗も含めて、自分がしてきたいろんな経験を話てあげてほしい。
世の中にはいろんな人がいて、いろんな経験をしてきていることを子どもも知ることで、自分も「特別ではないんだ」、と思えるようになります。
– 細くてもいいので、長く関わる
大人が離れていくのを何度も経験しているので、人間関係を作ることを恐れている子が多いです。
自立後も人間関係を作れず、困ったときにに相談する人がいないこともあります。
だから関わり始めたら、可能な限り長く関わってあげてほしい。
濃く関わる必要はなくて、年に1回連絡をとるくらいでも構わないです。
「見守ってくれる人がいる」ということが、その子にとっての支えになります。
私もボランティアに参加したとき、フレンドホームのとき、「どうやって接したらいいんだろう?これでいいのかな?」と迷うことばかりです。
これを読んでくださっているみなさんも、どこかで児童養護施設の子どもや児童養護施設出身の子ども達と関わる機会があるかもしれません。
そのときに、このお話がヒントになれば嬉しいです☺
お話をしてくださった施設職員さんは、「分からないことがあれば遠慮せずに施設職員に聞いてほしい」とおっしゃっていました。
子ども達を支えて見守るチームとして、分からないことは一つ一つ学びながら、子ども達の自立をサポートしたいですね!
みらいこども財団では、子ども達により良い支援を届けるため、ボランティアクルー・オンライン里親向けに、様々な研修や勉強会を開催しています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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