1月、みらいこども財団としては初めて、沖縄の児童養護施設へ訪問をさせていただきました!
サポーター企業様より衣服をご提供いただき、1日限りのお店を開店してきました。
沖縄県は子どもの貧困率が高いという側面もあるため、私たちとしても一刻も早く、現地の施設様と繋がりを持ちたいと考えておりました。
みらいこども財団主催のオンラインイベントには度々ご参加頂いていたのですが、こうして念願の訪問の機会を頂け、大変嬉しく思っております✨
代表の谷山・本部スタッフの松村と2人のクルーさんで訪問させていただきました!
実際に施設に訪問したボランティアクルーからの報告書の一部を公開します✨
\ボランティアクルーからの報告書/
◆1日目の活動
沖縄訪問の1日目は、イベントの準備から始まりました。訪問すると、男の子たちがすぐに出てきて、服を陳列する作業を手伝ってくれました。最初は少し遠慮がちでしたが、机を運ぶ作業や陳列の仕方を一緒に考えるうちに、積極的に動いてくれるようになりました。机を安全に組み立てる方法を伝えると、すぐにコツを掴み、「簡単や!」と得意げな表情を見せながら次々と作業を進めてくれました。
また、服の畳み方を尋ねてきてくれた子に「こう畳んで、こんな感じに並べようと思うけど、どう?」と提案すると、「いいね、わかった、やってみる!」と楽しそうに取り組んでいました。こうした姿勢から、子どもたちはただ指示を受けるのではなく、主体的に動くことに喜びを感じているのだと実感しました。
さらに、私たちが関西弁で話しているのを聞いた子が「どこから来たの?」と尋ねてくれました。「大阪、兵庫ってわかる?」と返すと、「飛行機に乗ってきたの?」と続き、「そんなに遠いところから、わざわざ?」と驚いた様子でした。私が「みんなに会いたくてね」と答えると、「え、ありがとう!」と素直に言ってくれました。その言葉を聞いたとき、思わず胸が熱くなりました。遠方から訪れたことに対して、こんなにも純粋に「ありがとう」と言ってくれる姿に、心が温かくなりました。◆2日目の活動2日目は、より多くの子どもたちが参加し、服選びや交流の時間を持ちました。特に女の子たちが興味を示し、服を選ぶ際に色やデザインについて話し合いながら楽しむ姿が印象的でした。例えば、「黒系が好き」と言う子に「じゃあ、これはどう?」と別のアイテムを勧めると、「ニット、かわいいかも」と少しずつ関心を広げてくれる様子がありました。最終的には、その子が勧めた服を着てくれていたことが嬉しく、選ぶ楽しさを味わってくれたのだと感じました。午後からは、遊びを通じた交流を行いました。キンボールや的当てなどのゲームをする中で、子どもたちそれぞれの個性が見られました。キンボールでは、「打ちたい!触りたい!」と前に出る子がいる一方で、「落とすミスをしたくない」と立ち位置を冷静に考える子もいて、ゲームを通して性格の違いが表れていました。最終的に、子どもたちの感想でも「オムニキング(キンボール)」が楽しかったとの声があり、体を動かしながら協力することの楽しさを感じてもらえたようでした。今回の訪問は、たった4人という少人数での参加でしたが、子どもたちと深く関わることができたと自負しています。短い時間ではありましたが、一緒に過ごした時間が子どもたちにとっても、私たちにとっても、心に残るものとなったことを願っています。
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ご興味がある方はお気軽に、まずは説明会からご参加ください!
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