みらいブログ

卒園後支援つなぐプロジェクト『気負わない関わりのほうが続いた話』

2026年05月08日

みらいこども財団では毎週末、児童養護施設の子ども達とボランティアクルーが交流しています!

定期的な交流は、施設卒園後にも子ども達をサポートする繋がりを作るため。今回は「卒園後支援」に取り組むボランティアクルーの報告です。

 

\【つなぐプロジェクト】ボランティアクルーからの報告/

『気負わない関わりのほうが続いた話』

対象:Aさん(児童養護施設に中1から高3まで在所)
期間:2020年3月〜2026年3月終了

 

正直、退所後支援はうまくいかない事のほうが多いと思います。

6年前、退所直前に出会ったAさん。

はじめの1〜2年は連絡が途絶えたり、距離感に悩んだり、これでいいのかと迷うこともたくさんありました。

それでも続けてきたのは特別なことではなくて、

・ご飯に行く
・話をする、話を聴く
・たまにLINEをする

それだけです。

 

でも、その積み重ねで仕事が続くようになり、「みらいカフェ」のゴミ拾い活動にも参加して、人とのつながりが増え、自分の言葉で感謝を伝えられるようになりました。

 

この関わりは、特別なスキルがなくても大丈夫です。唯一、意識していることは、手触り感のある対等な大人同士の関係で伴走すること。

それでも、「ひとりじゃない関係」があるだけで、人は前を向けることがあると思います。

 

退所後支援のやり甲斐や難しさを一括りに語ることはできませんが、若者の人生が少しずつ変わっていく瞬間があって、そのような発見をした時はとても嬉しく思います。

 

『退所後支援で関わる若者への想い』

進学や就職で社会に出ると景色が一変し、良くも悪くもいろんなことが起きます。特に、つらい時やしんどい時は自分がコントロールできることに集中し、人生の主導権は自らの内なる意思でつかみ取ってほしいと願ってます。

 

『みなさんへ』

退所した若者にとって、社会は時に厳しく、孤独です。でも、完全にひとりじゃないと思えるだけで、人の温もりを知り、自分を大切にする気持ちが芽生えるようになれば、誰もがより良い人生へ歩んでいけると確信してます。

私自身も皆さんと一緒に活動できることが心の支えになっています。

その「誰か」になってみませんか!

 

 

 

みらいカフェとは、毎月1回、ボランティアクルー主催で開催するボランティアクルー同士懇親の場です。

ごみ拾いや支援者への報告書送付など様々なボランティア活動やイベントを通じ、クルー同士の懇親を深めます。ときには退所後支援の場にもなります。

 

※個人情報保護のため、名前を伏せ、写真と本文は別々の訪問時のものとしております。

 

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この記事を書いた人

河野安理沙
河野安理沙
愛知県出身。ボランティアクルーを経て現在は本部スタッフとして、ボランティア運営を担当。猫好き、趣味はスキューバダイビング。

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