活動していると、職員さんを通して子どもたちのお話を聞いたり、卒園生とお話をする機会があります。
また、活動しているボランティアクルーさんの過去をお聞きすることもあります。
ボランティアクルーさんには、自分自身も複雑な家庭環境だったという方も少なくありません。
そういった方々の話を聞くと、恵まれた家庭環境に生まれ、
なんの不自由なく育ち、今も不自由なく生活しているこんな自分が
この活動をしていていいのだろうか?という気持ちになることがあります。
本当の意味で当事者の思いや境遇を理解することはできませんし、
自分には何もできないのではないかと思います。
でも私のように「過酷な環境にいる人たちの対極にいる人」が、
問題を知って自分にできることをしようとすることが大切なのだとも思います。
当事者だけでは解決できないことも、
多くの人が力を合わせれば解決できることがきっとたくさんあります。
そのためには問題があることすら知らないような人に問題を知ってもらわなければなりません。
そしてそれは同じ立場にいる私だからこそ、訴えられることもきっとあり、
私の役割はそこにあるのかもしれないと言い聞かせて、
当事者でないことに後ろめたさを感じるのではなく強みにして頑張っていきたいなと、
そんなことを考える今日この頃です。
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