みらいブログ

新規支援学生⑧・秦小夏さん

2025年07月16日

みらいこども財団「オンライン里親プロジェクト」では、国内外の複数の”オンライン里親”が児童養護施設出身の学生を、卒業まで経済的・精神的に伴走支援しています。

この3月に晴れて6名の卒業生を輩出した「オンライン里親」ですが、
5〜6月より、新たに11名の学生さんの支援をスタートしました!

 

どの学生さんもこの3月に高校を卒業し、4月に進学された方ばかりです。
順次HPに学生インタビューを公開してまいりますので、是非ともご覧ください!
✨みらいこども財団HP「オンライン里親プロジェクト」

オンライン里親プロジェクト

25年度新規支援学生八人目は、「秦小夏さん(仮名)」です。

 

 

秦小夏さんインタビューより>>

 

「金銭面での不安が大きいです。

高校時代は部活動が忙しく、アルバイトを始めたのが受験が終わった高3の12月末からで、3ヶ月しかできませんでした。

また大学入ってからは、部活が忙しいのと、寮に門限があるので、最初はアルバイトをするのは難しいと思います。ですが、生活に慣れたら、部活休みの日等にアルバイトができればと考えています。

お金は応募できる奨学金に申請をして、貯金と、あとはアルバイトで頑張っていこうと施設の先生とは話しています。

お金の他には、施設にいたときは、職員の先生がやってくれてたことを、全部自分ひとりでやっていかないといけないという不安が大きいです。特に私は施設から遠く離れた大学に進学するので、心細い気持ちはあります。」

 

 

進学にあたっての不安について話してくれた小夏さんは、2歳の頃に経済的な理由で児童養護施設に入所し、この4月から出身施設から遠く離れた4年制大学のスポーツ学部に進学されました。

小・中・高とソフトボール部のキャプテンを務めており、運動神経とリーダーシップ抜群の小夏さん。

大学でもソフトボール部に所属し、土日も含めほぼ毎日練習に参加しながら、体育教師を目指して勉強されています。

 

小夏さんの生い立ちや夢について詳しく語ったインタビューについては、みらいこども財団HP「オンライン里親プロジェクト」ページにて公開しております。是非ともご覧ください!

 

✨みらいこども財団「オンライン里親プロジェクト」
秦小夏さんインタビュー

オンライン里親プロジェクト 秦小夏(はたこなつ)さん

 

 

◾︎◾︎◾︎
「オンライン里親プロジェクト」は、児童養護施設を出た後、様々な困難がありつつも進学の道を選ばれた学生さんを、国内外複数のオンライン里親で、お金の面だけでなく、オンラインでの定期的な交流を通じて精神的にも卒業までサポートを続ける唯一無二のプロジェクトです。
「オンライン里親プロジェクト」にご興味がある方は、お気軽にみらいこども財団のオンライン里親プロジェクト説明会にご参加ください!まずは資料請求からでもOKです!
◆みらいこども財団『オンライン里親プロジェクト』
これからもこのプロジェクトを通して、多くの学生の夢を応援し、彼らが安心して暮らしていけるような仕組みとコミュニティを作っていきます。どうぞよろしくお願いいたします! 

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この記事を書いた人

田村 彩水
田村 彩水
滋賀県出身。2023年よりみらいこども財団経営企画室(本部)入社。
企業ドネーション、オンライン里親プロジェクト、広報・SNS担当。
子育てのために山登りから離れているが、いつか息子と山に行きたい。

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