みらいこども財団では毎週末、児童養護施設の子ども達とボランティアクルーが交流しています!
今回は「学習支援」に取り組むボランティアクルーの報告です。
\ボランティアクルーからの報告/
今月の学習訪問では、それぞれのお子さんの様子や普段の思いを感じることができた時間でした。
Bちゃんは、理科の気象分野の勉強をしていました。その中で、「この前の漢字テストで100点をとった」という話を嬉しそうにしてくれました。
苦手な漢字を手に書いて覚えていたことや、友達と答えを書いた紙を交換したこと、先生に怪しまれた際には道具箱の中に紙を隠して何もないように振る舞ったことなども話してくれました。本人としては少し気まずそうにはしていましたが、普通な様子にも見えました。
やんわりとでも「本当の力でできた方が自信につながるよね」ということを伝えていきたいと思います。勉強への苦手意識や自信の持ちにくさが、こうした行動につながることもあるのだろうと思い、少し気になる場面でもありました。
Cちゃんは、分数の足し算を3問ほど解いたあと、アルファベットの大文字・小文字を書く練習をしていました。その後は絵を描きながら、たくさん話をしてくれました。「学校でみんなとする勉強はいけるけど、自分でする勉強はめんどくさいねんなぁ」と話していて、集団の中では頑張れても、一人で取り組むことにはしんどさを感じている様子が伝わってきました。また、最近ハマっている漫画についても教えてくれました。少しサイコパス的な描写もあり、刺激が強いように感じましたが、Cちゃん自身はとても楽しそうに話してくれていたので、「えぇ!ちょっと怖い!」とリアクションしながら話を聞いていました。自分の好きなものを嬉しそうに共有してくれる姿が印象的でした。
学習全体を通して感じたこととして、答えを写してしまったり、「正解すること」を優先してしまったりするお子さんが比較的多いように感じました。もちろん、「できた」と感じたい気持ちや、間違えることへの不安もあると思いますが、本当にわからない問題や、間違えた問題が本人にも周囲にもわかる状態になれば、そこから一緒に考えたり、理解につなげたりできるのではないかと思いました。正解・不正解だけではなく、「どう考えたか」や「どこでつまずいたか」を安心して出せる環境づくりが大切なのかもしれないと感じています。
今月も、お子さんたちそれぞれの個性や気持ちに触れながら、たくさんの学びと気づきをいただきました。ありがとうございました。
※個人情報保護のため、名前を伏せ、写真と本文は別々の訪問時のものとしております。
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