私たちが一般財団法人を設立し、そこでなにをしたいのか
それは理念の1番目である「貧困」「機会差別」をなくすということ
日本では現在6人に1人が貧困であるといわれます。
昔とくらべて核家族社会になり、離婚も増え
特に女性一人で子供を引きとり育てている家庭が貧困になる確率がたかいと言われています。
私たちはまず「機会差別」をなくしたいと考えています。
機会差別とは?
児童養護施設の子供達でいうと
虐待のある家庭では、子供たちは学校に行けていない場合が多く
教育が遅れている子供が多いのです
児童養護施設の子供たちは、自分たちは施設出身だからという理由だけで「夢」をあきらめている子供が多く
18歳になり、すぐに一人立ちしなければいけない場合がほとんどで
その時に優先するのは、自分の希望の職種ではなく
住み込みで働けるかどうかということが多いと聞きます。
希望の職種があったとしても、進学するにもお金がかかり
どんなに子供たちが努力したとしても、夢を叶える機会が普通の子供に比べても圧倒的に少ないということです。
恵まれた日本において、機会が平等でないということが信じられませんでした。
努力さえすれば、チャンスは平等にある社会を作ることは国に任せるのではなく
私たち大人が責任を持ってそんな社会を作ることが責任ではないのかと考えたことが
機会差別をなくしたいと思うきっかけとなりました。
つづく
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