https://www.sankei.com/west/news/210125/wst2101250040-n1.html
コロナ対応の医療体制を虐待対応に置き換えて、
虐待対応の課題について言及している記事がありました。
児童相談所はコロナ対応でいうところの重症病床であると述べられています。
そんな重症病床にあたるはずの児童相談所が
中等・軽症にあたるあらゆるレベルの案件に対応しなければならず、
子供が虐待死するような事件が起こった場合は
その体制ではなくて個別の児童相談所が非難されてしまう。
その一方で、児相の職員が医療従事者のように世間から拍手で応援される機会はない。
といった内容を読んで、なるほどと思いました。
最近、「ちいさいひと」という児童相談所を舞台にした漫画を読んで、
「毎日こうして救われている命がたくさんあるはずなんだ」と思ったことを思い出しました。
虐待死寸前の子どもを助けたことはニュースにはなりません。
でもニュースにならない虐待死を防いだ案件の裏には、
児相職員さんの数えきれないほどの努力があるはずですよね。
もちろん、いい面ばかりではないというのも事実だと思います。
でもそれは現場だけで解決できることではなく、
この記事にも書かれているように、周りにいる私たちが関心を持ち、
支援の輪を作っていくことができるかどうかが鍵になるのかなと思います。
この記事を書いた人
最新の投稿
- 2024年6月10日みらいブログみらい基地
- 2024年5月15日社員日記カリヨン子どもセンター職員様によるご講演
- 2024年5月10日施設訪問記クルーさんの訪問紹介動画
- 2024年5月8日社員日記心の在り方
寄付でご支援いただけませんか?
もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。
生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。