みらいこども財団とは
誰かのためにシェアする
社会貢献があたり前の世界に
虐待、貧困などにより親と暮らせなくなった子どもたちは児童養護施設で暮らしています。児童虐待が起こる多くの原因は貧困です。いまの日本で「なんで貧困があるの?」と思われるかと思いますが確実に貧困家庭は増えています。
本人たちだけではなく私たち国民の問題でもあり、貧困、機会差別をなくすには周りにいる私たち自身が今より少しだけ優しくなる必要があります。
あなたの5%のお金、時間、スキルなどを社会にシェアしませんか?
そのための仕組みや場所があれば、困っている人に手を差し伸べることは難しいことではなくなると信じています。
私たちの理念
貧困と機会差別をなくす
貧困といえば発展途上国のイメージが強いかもしれませんが実は日本は社会課題先進国と言われており、7人に1人が貧困家庭で暮らしています。
そして児童虐待の背景に貧困があるケースが非常に多いのです。児童虐待にあった子どもたちの多くは児童養護施設で暮らしていること、そして施設を卒業してからも苦しんでいることを知りました。
虐待で苦しんでいる子ども達を支えることから活動を始めました。そして、機会差別をなくす。生まれた国や親が違うだけで、子どもたちの人生が左右されることがあってはならない。
貧困家庭であっても、虐待を受けていたとしても、夢を持ち続ける子どもたちにチャンスを平等に与えることのできる社会を作ります。
人々が優しくなれる機会を
創造する
貧困や機会差別は当事者だけで解決できるものではありません。周りにいる私たちが貧困や虐待問題に目を向けて一歩踏み出すことが大事です。
実は私自身何十年間も、そのような社会課題に目を背けていました、見て見ぬふりをしてきたのです。
しかし、児童養護施設の子どもと出会うことで私は変わりました。
子ども達と大人達が手を繋ぐことができる機会を作り続けることで人々が優しくなれることを知りました。
そんな人が1人でも増えることで、隣で困っている人にためらいなく手を差し伸べることが当たり前の社会を目指します。
10年後には社会貢献活動が誰にとっても当たり前の行為であることを信じています。
誰もが自分の5%を
社会にシェアできる
仕組みをつくる
ボランティアは、学生や時間に余裕のある社会人がするものというイメージのままでは社会は変わりません。
誰もが誰かのために自分自身の5%を使って、「ありがとう」という目に見えないけれど素敵なギフトを送りあえる場を作ります。
どれだけ忙しくても自分の数パーセントであれば、誰かのために使うことはできるのではないでしょうか?
一人ひとりが今より少し優しくなって、たった5%を持ち寄る。そんな人が何千、何万、何百万人になれば必ず社会は変わると思います。
私たちは、社会貢献をしたいと思った人が実際にそれを行動に移すことのできる仕組みを作ります。
ボランティアクルーが
社会貢献を通じて
より良い人生を歩む
ボランティアクルーは、活動を通じて「支援している」「与えている」わけではないことを知っています。実際には、私たちは子どもたちに対して何もできていないのかもしれません。
子どもたちに会いに行くことで、ボランティアクルーは子どもたちから元気や勇気、成長の機会をもらっているように感じています。
活動に参加することで家族や友人、職場の同僚から「最近いきいきしているね」と言われるような活動を目指します。
私たちが目指す社会
私たちの目的は、虐待や貧困などを理由に児童養護施設で暮らす子どもたちを支援することだけではありません。
恩送りのリレーをつくる
支援した子どもたちが施設を卒業し、大人として社会生活を送り、少し余裕ができたときに、自分と同じような境遇の子どもたちに出会ったとしたら、私たちが彼らにしてあげたことを子どもたちにしてくれるようになること。
子どもたちには、恩返しではなく恩送りができる人たちになってほしい。そんな想いで毎月施設の子どもたちを訪問しています。
5%をシェアすることで
優しい社会をつくる
誰もが自分の5%を社会貢献にシェアすることでお互いが助け合える優しい社会をつくること。
たった10名に満たない会社から始まった5%の社会貢献活動が、いまでは多くの人々に支えられて拡大しています。
もっと多くの優しい人を増やすために、働きながら社会貢献ができる仕組みと社会をつくります。
お預かりした寄付金を効率的に活動に使うことができます
みらいこども財団では、200名以上のボランティアクルーが無償で自主的に組織運営を行い、施設訪問時の交通費も自分たちで負担するなど経費としての支出が発生しにくい仕組みを採っています。
子どもたちとの約束
持続可能でありかつ継続的な支援を行うこと。そのために、私たちが得た利益を最大限に効果的な形で使用すること。
手をつないだ子の人生の伴走者
として見守ること。
優しさだけではなく、客観的な立場で物事を見る冷静さといつまでも寄り添うという熱い心の両方を持って接する。
メッセージ
経済が発達したおかげで、私たちは人類史上初めて貧困問題を解決できる可能性を手にした世代と言われています。
しかし、私たちはそんなことも知らず、まして100年後の世代のことを自分のこととして考えながら、日々生きているでしょうか?
私たちの子どもやその子どもの世代は必ず100年後を迎えます。
その時の世界はどのようなものでしょうか?
人類はこの200年で劇的に地球環境を変えてしまいました。
それは、人々の考え方が変わってしまったからではないでしょうか?
もう少し人は優しくなれるのではないでしょうか?
あたりまえのように幸せをシェアできる世界
共に幸せをシェアすることが身の回りに溢れている世界
そんな世界が現実になるような活動に取り組んでいます。
社会課題を解決するだけでは問題はなくなりません。
問題の当事者だけでなく、周りの人々も優しい心を持つことができない限り根本的に社会は変わらないからです。
私たちの目的は「虐待で苦しむ子ども達の支援」、そして「周りの私たち自身も今よりすこし優しくなること」です。
まずは困難な状況にある子どもたちの現状を多くの方に知ってもらうこと。
そのような問題を解決するために行動を起こすことから始めます。