誰もが自分の時間の5%をシェアし、
社会貢献があたり前の世界に
一人ひとりが自分の5%を誰かのために使うことがあたり前の社会をつくるために、
私たちみらいこども財団は活動しています。
日本は社会課題先進国です。
将来は1人の若者が何人もの高齢者を支えることになると言われています。
そんな時代が来る前に、誰か困っている人がいれば、
誰もが手を差し伸べることのできる社会の仕組みをつくる必要があります。
想いを持った人はたくさんいます。
優しい人はたくさんいます。
そんな人たちがためらうことなく目の前にいる人を笑顔にするために行動できたら、
世界はもっと居心地のいい場所になるはずです。
私たちの理念
私たちは4つの理念を掲げ、社会をより良い場所にすることを約束します。
1.貧困と機会差別をなくす
2.人々が優しくなれる機会を創造する
3.誰もが自分の5%を社会にシェアできる仕組みをつくる
4.ボランティアクルーが社会貢献を通じてより良い人生を歩む
1,貧困と機会差別をなくす
貧困をなくす。
貧困といえば発展途上国のインドやアフリカなどが思い浮かびやすいですが、
実は日本は社会課題先進国と言われており、6人に1人が貧困家庭で暮らしています。
そして児童虐待の原因として、背景に貧困があるケースが非常に多いのです。
児童虐待被害にあった子どもたちの多くは児童養護施設で暮らしていること、そして多くの子ども達が施設を卒業してからも苦しんでいることを知りました。
私たちの誰にでも身近にある、虐待で苦しんでいる子ども達を支えることから活動を始めています。
そして、機会差別をなくす。
生まれた国や親が違うだけで、子どもたちの人生が左右されることがあってはならない。
貧困家庭であっても、虐待を受けていたとしても、夢を持ち続ける子どもたちにチャンスを平等に与えることのできる社会を作ります。
2,人々が優しくなれる機会を創造する
貧困や機会差別は当事者だけで何もかも解決できるものではありません。
周りにいる、私たち一人ひとりが貧困や虐待問題に気がつき、目を向けて、一歩踏み出すことが大事です。
私たちは子ども達と周りの大人が、手を繋ぐことができる機会を作り続けることで人々が優しくなれるということを知りました。
そんな人が1人でも増えることで、隣で困っている人にためらいなく手を差し伸べることが当たり前の社会を目指します。
10年後には社会貢献活動が誰にとっても当たり前の行為であることを信じています。
3,誰もが自分の5%を社会にシェアできる仕組みをつくる
優しい人はたくさんいます。
社会をよくしたいという想いを持った人もたくさんいます。
ボランティアは、学生や時間に余裕のある社会人がするものというイメージのままでは社会は変わりません。
私たちは、社会貢献をしたいと思った人が実際にそれを行動に移すことのできる仕組みを作ります。
4,ボランティアクルーが社会貢献を通じてより良い人生を歩む
ボランティアクルーは、活動を通じて「支援している」「与えている」わけではないことを知っています。
実際には、私たちは子どもたちに対して何もできていないのかもしれません。
子どもたちに会いに行くことで、クルーは子どもたちから元気や勇気、成長の機会をもらっているようにも感じています。
家族や友人、職場の同僚から「最近いきいきしているね」と言われるような活動を目指します。
私たちの目的
私たちの目的は、虐待や貧困などを理由に児童養護施設で暮らす子どもたちを支援することだけではありません。
恩送りのリレーをつくる

支援した子どもたちが施設を卒業し、大人として社会生活を送り、少し余裕ができたときに、自分と同じような境遇の子どもたちに出会ったとしたら、私たちが彼らにしてあげたことをその子どもたちにしてくれるようになること。
子どもたちには、恩返しではなく恩送りができる人たちになってほしい。
そんな想いで毎月施設の子どもたちを訪問しています。
5%で優しい社会をつくる

誰もが自分の5%を社会貢献にシェアすることでお互いが助け合える優しい社会をつくること。
たった10名に満たない会社から始まった5%の社会貢献活動が、いまでは多くの人々に支えられて拡大しています。
もっと多くの優しい人を増やすために、働きながら社会貢献ができる仕組みと社会をつくります。
私たちの強み

寄付金のほとんどを直接支援に
みらいこども財団では、300名以上のボランティアクルーが無償で自主的に組織運営を行い、施設訪問時の交通費も自分たちで負担するなど経費としての支出が発生しにくい仕組みを採っています。
いただいた寄付金は教育支援や子どもの居場所づくりなど、その多くを直接子どもたちを支援するために利用させていただきます。
一方で、目に見えない支援を行う場合にもコストはかかります。ボランティアクルーがより自分たちの活動に専念すると同時に活動の安全性や質、効率を高めるため、今後は少数の職員採用も視野に入れてさらに多くの子どもたちに笑顔になってもらうために邁進します。
財務情報を見る
子どもたちとの約束

- 持続可能でありかつ継続的な支援を行うこと。そのために、私たちが得た利益を最大限に効果的な形で使用すること。
- 手をつないだ子の人生の伴走者として見守ること。
- 優しさだけではなく、客観的な立場で物事を見る冷静さといつまでも寄り添うという熱い心の両方を持って接する。
メッセージ
経済が発達したおかげで、私たちは人類史上初めて貧困問題を解決できる可能性を手にした世代と言われています。
しかし、私たちはそんなことも知らず、まして100年後の世代のことを自分のこととして考えながら、日々生きているでしょうか?
私たちがいつか死ぬように、私たちの子どもやその子どもの世代は必ず100年後を迎えます。
その時の世界はどのようなものでしょうか?
今よりも良い世界でしょうか? それとも悪い世界?
人類はこの200年で劇的に地球環境を変えてしまいました。
それは、人々の考え方が変わってしまったからではないでしょうか?
もう少し人は優しくなれるのではないでしょうか?
困っている人がいれば手を差し伸べる。いけないことをしたら、知らない子どもでも叱ってあげる。
そんな当たり前のことを当たり前のようにできる人になるために。
あたりまえのように幸せをシェアできる世界
共に幸せをシェアすることが身の回りに溢れている世界
そんな世界が現実になるような活動に取り組んでいます。
そのためには、社会課題を解決するだけでは問題はなくなりません。
問題の当事者だけでなく、周りの人々の心を優しく変えることができない限り
根本的に社会は変わらないからです。
私たちの目的は「虐待で苦しむ子ども達の支援」、そして「周りの私たち自身も今よりすこし優しくなること」です。
世界は平等であるという方と、不平等であるという方がいます。
生まれながらに極度の貧困の家庭に生まれてきた人や、生まれながらに障害をもって生まれてくる人がいます。
そんな方には、普通に学び、仕事をするという普通の機会すら与えられていません。
まずは、様々な状況にあり、困っている人の現状を多くの方に知ってもらうこと。
そしてそのような問題を解決するために行動を起こすことから始めます。

◆児童虐待の現状
近年、虐待によって亡くなったお子さんのニュースをよく目にします。 「かわいそうに…」「なんでこんなひどいこと…」 やるせない気持ちになる方は多いと思います。 1年の間に虐待が...
続きを読む代表あいさつ

代表理事の谷山と申します。
一人でも多くの方に共感していただき、一人でも多くの将来世代と共に、素晴らしい未来を創って行きたいと思っています。
拠点紹介

みらいこども財団は、大阪と東京の2箇所に拠点があります。
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◆子どもの貧困 「現状と課題」

日本では急激に貧富の差が拡大しそれに伴い、子どもの貧困が増加しています。 7人に一人の子どもが貧困家庭にくらしている 日本において急速に増加している貧困問題貧困家庭とはどの...
続きを読むこれまでの歩み・実績
設立2015年株式会社シセイの社会貢献活動としてスタート設立4年間で児童養護施設20施設ボランティアクルー300名が毎月30回の施設訪問1,500人以上の子供達を笑顔にしている...
続きを読む組織概要・役員紹介

みらいこども財団は2015年に設立し、大阪と東京を中心に子どもたちを支援する活動を行っています。
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生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。