社員日記

相模原施設の事件に思う

2020年07月24日

先日テレビで、2016年に起きた相模原の障がい者施設の事件を受けて葛藤する
ある施設の職員の方々の特集を見ました。

自分は容疑者を全面否定することができない…
疲れているとついつい強い口調で言ってしまう…
どうしても介護してあげているという気持ちになっている時があり、
対等に見ることができていない…

いつ自分が次の容疑者になるかという不安と闘っておられました。
それでもふとした時の入所者の姿に救われるのだと言います。

こうした話を聞くと、働く方々のやりがいに甘え切っているよなぁと感じます。

現場職員の方々は一生懸命に仕事に取り組んでおられますが
福祉現場はその対価があまりにも小さいため、
人が増えず、現場が疲弊し、問題が起こってしまいます。
その問題の解決や対策もまた現場任せで、さらに現場が疲弊し、
新たな問題が起こってしまう…、その繰り返しなのかなと思います。

今回の障がい者福祉現場に限らず、高齢者の介護や、
児童養護施設を含めた保育現場もおそらく同様ですよね。

この状況を変えるには、私たち一人一人がこの問題と向き合い、
解決するための行動を移すことが必要です。

みらいこども財団は児童養護施設を支援している団体として、
まず、貧困や虐待の現状、児童養護施設の職員様、こどもたちの現状を
より多くの方に知っていただくために発信し続けることが大切だと改めて思いました。

 

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

遺贈について

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。