コロナウイルス緊急支援プロジェクト

支援金報告インタビュー第四弾【Rさん:男性】②

2021年09月06日

(前回記事)支援金報告インタビュー第四弾【Rさん:男性】①

――職員さんもしたくてもできないということがあったとは思うのですが、子供の立場からして、職員さんにもっとこうしてほしかったというのはありますか?

当時は職員が少なかったんですけど、もうちょっと守ってほしかったなというのはありました。大人になってからわかるんですけど、難しいんですよ。言わないとわからない部分があったりするので。僕が子供と話をすれば自分もそうだったから、何かあったら感覚でわかるんです。ただそれが全員の職員にできるかっていわれると多分それはできない話であって、難しい部分ではあるんですけど、そういう意味ではとにかく子供とコミュニケーションをとって、何かあると絶対引っかかる部分あるはずなので、そこで気づけるか気づけないかですよね。多分忙しいとは思うんですけど、でもやっぱり子供にとってのよりどころは、職員とはいえやっぱりお父さんお母さん的な部分ではあるので、そこは察してほしいなみたいな、できるんであればですけど…。子供に寄り添うことが一番ですかね。多分それだけでも何人かの子供は救われると思うので。

あとやっぱり、絶対やっちゃいけないのは、子供の差別ですね。わかりやすく説明すると、この男の子にはすごく甘いけど、この男の子にはすごく厳しいっていう。それが一回実際にあったんです。そのときは僕がたしか高2の時で、それなりのイケメンの二人と、僕ともう一人小さい子がいたんですけど、その二つに分かれてて、顔が整ってたりとか容姿がいい人にはなんかすごく優しいんですよ。それが僕だけだったらまあ勘違いかなって思ったんですけど、あからさまに対応もおかしいし、周りの女の子も言ってたんです。で、あるときにその小さい子にその保母さんがすごく怒鳴りつけていて、あまりにも理不尽だと思ったので、俺がぶちぎれたんです。それで職員会議みたいになって、その場で園長先生とその次に偉い先生とその保母さんと話し合ったんですけど。あからさまにおかしいぞと、そういう差別があったりとか、たとえば自分は部活のことで電話するためでも、自分の小遣いからやってるのに、ただただ友達と遊びの約束をするために保母さんの携帯を借りるっていうのもあって、それもおかしいでしょと。もし俺が部活のことでの電話を自分のお金で公衆電話でやるんだったら、そいつにもやらせろよっていうそういう話もしたら、やっぱり差別みたいなのを認めたらしくて。多分その後は解消されたと思うんですけど、やっぱりそういうのがあったので、やっちゃだめなのかなっていうのとかは思いますね。

(③につづく)

 

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。