社員日記

自分の役割

2021年12月08日

活動していると、職員さんを通して子どもたちのお話を聞いたり、卒園生とお話をする機会があります。

また、活動しているボランティアクルーさんの過去をお聞きすることもあります。
ボランティアクルーさんには、自分自身も複雑な家庭環境だったという方も少なくありません。

そういった方々の話を聞くと、恵まれた家庭環境に生まれ、
なんの不自由なく育ち、今も不自由なく生活しているこんな自分が
この活動をしていていいのだろうか?という気持ちになることがあります。

本当の意味で当事者の思いや境遇を理解することはできませんし、
自分には何もできないのではないかと思います。

でも私のように「過酷な環境にいる人たちの対極にいる人」が、
問題を知って自分にできることをしようとすることが大切なのだとも思います。

当事者だけでは解決できないことも、
多くの人が力を合わせれば解決できることがきっとたくさんあります。

そのためには問題があることすら知らないような人に問題を知ってもらわなければなりません。

そしてそれは同じ立場にいる私だからこそ、訴えられることもきっとあり、
私の役割はそこにあるのかもしれないと言い聞かせて、
当事者でないことに後ろめたさを感じるのではなく強みにして頑張っていきたいなと、
そんなことを考える今日この頃です。

この記事を書いた人

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

遺贈について

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。