社員日記

退所後の支援

2023年01月13日

児童養護施設のお子さんは施設を出た後、苦しい状況にいる方が非常に多いという現実があります。
進学をしても卒業できなかったり、就職をしても離職・転職を繰り返してしまったり…

少しずつその事実も知られてきて、少しずつ制度ができたり、
団体や企業の支援も増えてきてはいるのだと思います。

それでもその支援を頼れる方は一握りです。
ここに相談したらいいよと言われても、知らない人に頼ることは誰でも難しいですよね。

みらいこども財団は施設訪問で長年関係性を築いてきたお子さんと
退所後も関わり続けることを目指して活動をしています。

施設の職員さんには心配をかけたくなくて言いづらいことでも
程よい距離感である私たちにだからこそ言えることがひょっとしたらできるかもしれません。
そんな第三の居場所になりたいと地道に活動をしています。

それでも今、施設をでて苦しい状況にいる方、
もうすぐ目の前に自立が迫っていて、でも十分な準備ができていない方に対して
何かできることはないか…、とても難しく悩ましい問題ですが、
少しずつクルーのみなさんでどんなことができるという対話が始まりました。

できないことはもちろんたくさんあります(むしろほとんど何もできないのかもしれません)が、
みんなで知恵を寄せ合って協力し合って取り組めば、できることもあると思えます。
一歩ずつしか進んでいくことはできませんが、みんなで頑張っていきたいです。

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財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

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生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

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児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

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