千葉県で児童養護施設などから大学に進学する人に向けての給付型の奨学金制度を設立することになったという記事を見ました。
各都道府県、自治体でこのような取り組みが広がりつつあるのはとても素晴らしいことですね。
施設職員様からお聞きするお話でも、進学するお子さんを支援する制度は少しずつ充実してきていることは事実だと感じます。
ただ、実はとても難しい問題がここにもあります。
目的や学びたいことがあって進学をして、気軽に頼れる人が周りにほとんどいない中で、金銭管理を自分でしっかりと行って、アルバイトもして、勉強もして…と卒業までやり切れるお子さんはおそらく一握りです。
どこかでプツンと切れてしまうお子さんが多いのが現実ではないかなと思います。
お金はもちろん必要ですが、お金だけでも卒業できるとは限らないのがとても難しく、お子さん自身が頑張れるように周囲のサポートがある環境にいるかどうかは重要だと感じます。
みらいこども財団が行っているオンライン里親プロジェクトでは金銭面と精神面の両面からのサポートを目的としています。
まだまだ課題だらけですが、より良いプロジェクトにして、両面からのサポートが支援のスタンダードになるように仕組みを広げていきたいです。
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