近年、社会的養護下のお子さんへの奨学金は少しずつ充実してきていると聞きます。
ただ進学のハードルが下がることがそのままイコール卒業につながるわけではない現実も目の当たりにしています。
親から学費や生活面での援助を受けてアルバイト代でレジャーを楽しめる周りの友人と、アルバイト代が生活費に消えていく自分を比べたり、初めての一人暮らしで周りに頼れる人もおらず、帰る実家がないことに孤独を感じたり、精神をすり減らしながらぎりぎりのところで頑張ってプツンと切れてしまう学生さんはたくさんいます。
そんな状況をお聞きすると、奨学金と人的なサポートはセットでなければならないのではないかと感じます。
手厚くアフターケアをされている施設さんもありますし、行政や自治体、企業・民間団体、色んな取り組みがあると思います。
お子さん一人一人に合うサポートも違うので、色んなアプローチがあれば良いと思いますし、私たちが行なっているオンライン里親もそのうちの一つの事例となることができればという思いで、これからも向き合っていきたいです。
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