みらいブログ

自分を大切にすること

2024年07月29日

関わるお子さん・学生さんたちは自分のことを大切にしない(できない)方が多いのではないかなと感じます。
その中でもあくまで私の主観でざっくり分けると、周りに気を遣い過ぎてしまう人と、目の前の欲求や楽に見える道に流されてしまう人がいるのかなと思います。

前者は人や環境のせいにしたりせず、自分に厳しく、とても素晴らしいことなのですが、自分ではどうにもならないこと(自分の責任ではないこと)まで背負おうとしてしまって、自分のために本来やらないといけないことを遠ざけてしまう印象があります。
後者は一見好きなことを自由にして自分のことを大切にしているように見えますが、後から自分が苦しくなるということが見えていなかったり、実際に苦しい状況に陥っても逃避してしまって頑張らないといけない(頑張りたい)時に頑張れない印象があります。

いずれにしても、自分の人生は自分で歩んでいくもの(歩んで良いもの)と気づいて欲しいなぁと思っています。
過去の経験で、そうは思えないのも仕方のないことです。私には想像も出来ないような傷つきを体験していて、自分を守るために自分の人生を諦めざるを得ない場面がたくさんあったんだと思います。

その背景を知らない人からすると、本人の頑張りが足りないように見えてしまうかもしれません。
それでも施設の職員様やみらいこども財団のボランティアクルー、オンライン里親さんなど、頑張れない部分も含めて応援してくれる人は実はたくさんいます。
時には厳しいことを言う時もありますが、厳しさも含めてとても温かく優しい方々です。

交流の中で、その想いを受け止めることができる子もいれば、届かなくてもどかしいなと感じる子もいます。
それでもいつかその子自身が、自分は人からこんなにも大切に思われる存在なんだと気づき、そんな自分自身を大切にして、自分の力で人生を掴み歩んで行ってくれると信じて、私たちはただ関わり続けたいと思います。

寄付でご支援いただけませんか?

財団活動の多くは無償ボランティアの善意によって成り立っています。しかし子どもたちを継続して支援するためには、どうしても資金が足りません。

もし私たちの活動にご賛同いただけるなら、自由に使えるお金のうち少しをシェアしていただけませんか?
月100円からはじめられます。

生まれてきてよかったと子どもたちに思ってもらえる未来をつくるため、私たちは決して諦めません。

私たちの仲間になって
継続寄付をお願いいたします

寄付

児童養護施設の子どもたちを支援するには長期間にわたっての支援が必要不可欠です。
現在、児童養護施設に入所する子どもは低年齢化、さらに長期化しております。
1歳から乳児院に入り、18歳で卒業するまで児童養護施設で暮らす子どもが増えています。
そのような子どもたちを長期間支援するために、サポーター会員として継続的寄付をお願いいたします。

寄付で支援する

寄付

遺贈について

寄付

遺言に基づいて特定の個人や団体に資産を分け与えることを「遺贈」といいます。
遺言書の内容により、受取人やその内容を指定することができます。
一部またはすべての財産の受取人として一般財団法人みらいこども財団をご指定いただくことで、日本で貧困や虐待で苦しんでいる子どもたちの支援や奨学金としてご支援いただけます。

遺贈について

遺贈について

オンラインセミナーに
ご参加ください。

テーマ
「貧困と虐待とみらいこども財団の
活動について」

みらいこども財団では「貧困や虐待についての現状」「児童養護施設の現状と課題」「みらいこども財団の活動内容」について詳しくお伝えするオンラインセミナーを定期的に開催しております。まずはお気軽にご参加ください。

オンラインセミナーに参加する

お気軽に
お問い合わせください。

  • バナー
  • みらいこども財団は、内閣府が主宰する「子供の未来応援基金」の支援を受けています。
    子どもたちに寄り添って草の根で支援活動をする団体として、第4回未来応援ネットワーク事業に採択されました。